市場ニュース

戻る
 

【通貨】5月5日のNY為替概況


 5日のニューヨーク外為市場でドル・円は、120円51銭から119円73銭まで下落し119円80銭で引けた。

米国の3月貿易収支で赤字幅が予想を上回り金融危機時の2008年10月以来で最大を記録したため1?3月期の国内総生産(GDP)がマイナス成長に下方修正されるとの懸念が強まりドル売りに拍車がかかった。

ユーロ・ドルは、1.1109ドルから1.1223ドルまで上昇し1.1200ドルで引けた。欧州の債券利回り上昇に伴うユーロ買い、低調な米国経済指標を嫌気したドル売りが加速。ユーロ・円は133円83銭から134円49銭まで上昇した。

ポンド・ドルは、1.5114ドルから1.5218ドルまで上昇。

ドル・スイスは、0.9343フランから0.9240フランまで下落した。


[経済指標]・米・3月貿易収支:-514億ドル(予想:-417億ドル、2月:-359億ドル)

・米・4月ISM非製造業景況指数(総合):57.8(予想:56.2、3月:56.5)

・米・4月サービス業PMI改定値:57.4(予想:57.8、速報値:57.8)

・米・4月総合PMI改定値:57.0(速報値:57.4)

《KY》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均