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【材料】フィールズ---15年3月期は型式試験方法の変更響く、16年3月期は2ケタ増収増益に


フィールズ<2767>は4月30日、2015年3月期(14年4月-15年3月)の決算を発表。売上高は前期比13.4%減の995.54億円、営業利益は同51.6%減の47.43億円、経常利益は同43.8%減の54.91億円、四半期純利益は同43.8%減の30.18億円となった。経常利益は従来予想の50.00億円を上振れる着地となった。また、東証1部指定を記念して、10.00円の記念配当を実施、2015年3月期の期末配当金は25.00円から35.00円となる。

14年9月のパチスロ機型式試験方法の変更に伴って、計画していた5機種の発売を次期に延期したことが減益決算の主因。パチンコ機に関しては、「CRヱヴァンゲリヲン9」をはじめ各機種の販売台数が計画を上回った。

なお16年3月期の通期業績は、売上高が1200.00億円で前期比20.5%増、営業利益が60.00億円で同26.5%増、経常利益が65.00億円で同18.4%増、当期純利益が35.00億円で同15.9%増と予想している。

新規取引メーカー2社の商品販売を開始する予定であり、販売台数・販売シェアの拡大が見込まれる。また、ソーシャルゲームの分野では、既存タイトルのゲーム性改善を進めるとともに、新規性の高いタイトルを順次投入する予定。

《AK》

 提供:フィスコ

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