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【市況】28日の株式相場見通し=重要イベントを前に買い手控え

 28日の東京株式市場は、複数の重要イベントを目前にしていることから、買い手控え姿勢が強まりそうだ。「昭和の日」の祝日を前に利益確定売りも想定され、日経平均株価は続落を想定する。28日の日米首脳会談、29日までのFOMC、29日の米1~3月期のGDP速報値、30日の日銀金融政策決定会合と重要日程が目白押しで、これらの内容を見極めたいとのスタンスから、模様眺めムードが強まりそうだ。
 27日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前週末比42.17ドル安の1万8037.97ドルと4日ぶりの反落となった。28日からの米連邦公開市場委員会(FOMC)など重要イベントを前にして利益確定の売りが先行する展開となった。ナスダック総合指数は、同31.839ポイント安の5060.246と6日ぶりに反落した。
 28日早朝の外国為替市場では、1ドル=119円10銭台での推移となっている。
 日程面では、IoTビッグデータをベースとした、インターネットシステムの自動マネジメントサービスを手掛けるジグゾー<3914>、街コンイベントの企画および開催並びに街コンポータルサイト「街コンジャパン」を運営するリンクバル<6046>、情報キュレーションアプリ「Gunosy(グノシー)」を運営するGunosy<6047>の3社が東証マザーズ市場に新規上場する。このほか、日米首脳会談、3月の商業動態統計に注目。海外では、米連邦公開市場委員会(FOMC・29日まで)、英1~3月期のGDPが焦点となる。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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