【市況】<株式トピックス>=5月連休明け相場見通しに弱気派が増える理由
27日の東京株式市場は、利益確定売りに押される展開。日経平均株価終値は、前週末比36円72銭安の1万9983円32銭と続落し、2万円台を割り込んだ。東証1部の売買代金は、主力株が買い手控えられたことで、2兆846億と4月14日以来の低水準となった。
複数の重要な経済イベントを目前にしていることから、買い手控え姿勢が一段と強まっている。あすは「昭和の日」の祝日を前に利益確定の売りも想定される。28日の日米首脳会談、29日までのFOMC、29日の米1~3月期のGDP速報値、30日の日銀金融政策決定会合と重要日程が目白押しで、これらの内容を見極めたいとのスタンスから、模様眺めムードがさらに強まりそうだ。
ここにきて市場関係者のあいだでは、5月連休明けの相場について弱気の見方が増えているようだ。その理由として、(1)日経平均株価は直近2カ月間で2000円を超える急ピッチな上昇をみせており、当然の一服場面となっても不思議はない、(2)16年3月期の業績見通しについて、アナリスト・コンセンサス予想を控えめな会社側見通しが大きく下回ると、ある程度は織り込んでいても株価が下落する可能性が高い、(3)これまで、株価上昇を下支えしてきた外国為替市場での円安進行、原油価格下落の2大追い風が今期は期待できない――などが取りざたされている。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
複数の重要な経済イベントを目前にしていることから、買い手控え姿勢が一段と強まっている。あすは「昭和の日」の祝日を前に利益確定の売りも想定される。28日の日米首脳会談、29日までのFOMC、29日の米1~3月期のGDP速報値、30日の日銀金融政策決定会合と重要日程が目白押しで、これらの内容を見極めたいとのスタンスから、模様眺めムードがさらに強まりそうだ。
ここにきて市場関係者のあいだでは、5月連休明けの相場について弱気の見方が増えているようだ。その理由として、(1)日経平均株価は直近2カ月間で2000円を超える急ピッチな上昇をみせており、当然の一服場面となっても不思議はない、(2)16年3月期の業績見通しについて、アナリスト・コンセンサス予想を控えめな会社側見通しが大きく下回ると、ある程度は織り込んでいても株価が下落する可能性が高い、(3)これまで、株価上昇を下支えしてきた外国為替市場での円安進行、原油価格下落の2大追い風が今期は期待できない――などが取りざたされている。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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