【通貨】あす（２８日）の為替相場見通し＝１１９円前半のもみ合いも

　あすの東京外国為替市場のドル円相場は、１１９円前半のもみ合いが見込まれる。予想レンジは１ドル＝１１８円９０～１１９円８０銭、１ユーロ＝１２８円８０～１２９円８０銭。前週末２４日の米３月耐久財受注（除く輸送用機器）が市場予想を下回ったことなどが警戒され、週明け２７日の東京市場では、一時１１８円７０銭台に下落した。ただ、下値では買い意欲も強く１１９円前後での一進一退が続くなか、夕方の欧州時間に入ってからは１１９円２０銭台まで値を上げた。今週はあすから明後日にかけて米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）が開催されるほか、３０日には日銀金融政策決定会合と重要イベントが続く予定であり、結果が明らかになるまで手が出しにくい状況にある。このなか、模様眺め基調が予想され、１１９円前半を中心とする一進一退が予想される。この日は米アップルの決算発表があり、米株式市場の動向にも左右されそうだ。


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）