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【市況】あす(24日)の株式相場見通し=決算発表を前に一服、利益確定の売り先行

 あす(24日)の東京株式市場は、きょうまでの3日続伸で日経平均株価が553円と大幅な上昇となっていることに加え、利益確定売りや週末特有のポジション調整の動きも想定されることから、全体相場は4日ぶりに一服となりそうだ。
 23日の東京株式市場は前日の米株式相場の反発や、外国為替市場の円安を好感して買い優勢。日経平均株価終値は、前日比53円75銭高の2万187円65銭と3日続伸。東証1部の売買代金は2兆9198億円と3兆円近くまで膨らんだ。
 財務省が発表した4月12~18日の対外及び対内証券売買契約等の対内株式投資は5952億円の買い越しとなり、外国人買いの増加が好感された。
 ただ、市場関係者からは「来週から佳境に入る決算発表を前に、安全策として利益を確定する動きが顕在化しそうだ」との見方が出ていた。
 日程面では、空調機器・電気・厨房・給排水衛生設備などの設備メンテナンス事業を手掛ける三機サービス<6044>がジャスダック市場に、成果報酬型広告サービス事業、検索連動型広告代行事業を展開するレントラックス<6045>がマザーズ市場に新規上場する。このほか、3月の企業向けサービス価格指数に注目。海外では、米3月の耐久財受注、米アップルの「アップルウオッチ」発売が焦点となる。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

最終更新日:2015年04月23日 19時29分

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