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【通貨】あす(24日)の為替相場見通し=119円後半の往来継続も

 あすの東京外国為替市場のドル円相場は、119円台後半での往来圏が続く可能性がある。予想レンジは1ドル=119円20~120円50銭、1ユーロ=127円70~129円50銭。この日は米3月中古住宅販売が堅調だったこともあり、一時、14日以来の120円に乗せた。ただ、120円回復は一時的で、その後、119円60銭台まで売られる場面があった。市場には、120円前後を抵抗帯として意識する見方も出ている。きょうからあすにかけて目立った経済指標はなく、NYダウなど株式市場の動向にドル円相場が左右される面が強まりそうだ。ギリシャ問題への不透明感もあり、ユーロは値幅の大きな展開となっているが、リスクオフ姿勢が強まる状態までには至っていない。来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)や日銀金融政策決定会合の結果を確かめたいとの意向は強く、全体的には様子見姿勢が続く展開が予想される。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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