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【通貨】あす(22日)の為替相場見通し=120円乗せ意識の展開も

 あすの東京外国為替市場のドル円相場は、120円台乗せへドル高・円安が進行するかがポイントとなりそうだ。予想レンジは1ドル=119円10~120円20銭、1ユーロ=126円80~128円30銭。この日は、119円40銭台を中心とする一進一退が続いたが、夕方の欧州時間に入ると一時119円70銭台へ上昇した。ギリシャ不安などを背景にユーロ安が進行する一方、ドルに対する買いが優勢となっている。ギリシャ問題は今月24日のユーロ圏財務相会合に向けた交渉が、市場の関心を集めており、ユーロは下値を探る展開となっている。NYダウが強含みで推移するなら、ドル高・円安が進行する可能性もある。国内ではあすは3月貿易統計の発表がある。市場には440億円前後の黒字予想も出ており、黒字転換した場合の市場の反応が注目される。また、中国・上海株式市場の動向も依然、投資家の関心を集めそうだ。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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