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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):日エンター、石塚硝、リソル、ヨンキュウ

■日本エンタープライズ <4829>  383円  +38 円 (+11.0%) 一時ストップ高   本日終値  東証1部 上昇率3位
 17日、日エンター <4829> がスマートフォン・タブレット向けの総合電子書籍サービス「BOOKSMART」で、「週刊少年ジャンプ」などで人気の集英社コミック約1700タイトルの配信を開始すると発表したことが買い材料。「ONE PIECE」や「ハイキュー!!」、「HUNTER×HUNTER」、「暗殺教室」、「ドラゴンボール」など約8800冊を紙の本と同等の1巻350~450円前後で提供する。ミリオンセラーやアニメ化・映画化された話題作を数多く持つ集英社コミックの配信を一気に始めるとあって、電子書籍事業の競争力強化に期待する買いが向かった。

■石塚硝子 <5204>  256円  +20 円 (+8.5%)  本日終値  東証1部 上昇率4位
 17日、石塚硝 <5204> が15年3月期の連結経常利益を従来予想の5000万円→7億2000万円に14倍上方修正。減益率が93.4%減→5.3%減に縮小する見通しとなったことが買い材料。コスト削減の徹底が奏功し、採算が急改善したことが寄与。円安による為替差益4億円が発生したことも利益を押し上げた。

■リゾートソリューション <5261>  268円  +13 円 (+5.1%)  本日終値  東証1部 上昇率8位
 17日、リソル <5261> が15年3月期の連結最終利益を従来予想の4億円→8億円に2.0倍上方修正。増益率が2.0倍→4.0倍に拡大する見通しとなったことが買い材料。固定資産売却益の発生や営業補償金収入の増加が最終利益を押し上げた。

■ヨンキュウ <9955>  1,371円  +56 円 (+4.3%)  本日終値
 17日、ヨンキュウ <9955> [JQ]が12年2月から進めているうなぎ養殖事業の開始に向けた養殖予定地の土地取得が完了したと発表したことが買い材料視された。取得したのは鹿児島県鹿屋市の土地。同社では取得手続きの遅れを懸念し、曽於市末吉町岩崎の借地にも養鰻場を建設していたが、こちらもほぼ完成した。稚魚(シラス)の池入れはすでに進めており、計画通りにうなぎ養殖事業を開始しているという。

■ヤマト <1967>  451円  +15 円 (+3.4%)  本日終値
 17日、ヤマト <1967> が15年3月期の連結経常利益を従来予想の14.5億円→17.7億円に22.1%上方修正。増益率が30.4%増→59.2%増に拡大する見通しとなったことが買い材料。前期業績の上方修正は1月に続き、2回目。産業用空調設備などの受注が堅調に推移する中、受注環境の好転や生産システムの合理化効果による工事採算の改善が利益を押し上げた。前日終値ベースの予想PERが14.7倍→11.2倍に低下し、割安感が強まったことも買いに拍車を掛けた。

■藍澤證券 <8708>  807円  -24 円 (-2.9%)  本日終値
 17日に業績修正を発表。「非開示だった前期経常は44%減益へ」が嫌気された。
 藍沢 <8708> が4月17日大引け後(15:30)に非開示だった業績見通しを発表。15年3月期の業績予想は連結経常利益が前期比43.7%減の29.9億円に落ち込む見通しと発表した。
  ⇒⇒藍澤證券の詳しい業績推移表を見る

■オリコ <8585>  192円  -4 円 (-2.0%)  本日終値
 17日に業績修正を発表。「前期経常を8%下方修正」が嫌気された。
 オリコ <8585> が4月17日大引け後(15:00)に業績修正を発表。15年3月期の連結経常利益を従来予想の224億円→207億円(前の期は267億円)に7.6%下方修正し、減益率が16.3%減→22.6%減に拡大する見通しとなった。
  ⇒⇒オリコの詳しい業績推移表を見る

■日本エム・ディ・エム <7600>  524円  -40 円 (-7.1%)  本日終値  東証1部 下落率3位
 17日に業績修正を発表。「前期最終を一転赤字に下方修正」が嫌気された。
 日本MDM <7600> が4月17日大引け後(15:00)に業績修正を発表。15年3月期の連結最終損益を従来予想の5.5億円の黒字→3.9億円の赤字(前の期は2.8億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
  ⇒⇒日本エム・ディ・エムの詳しい業績推移表を見る

■山王 <3441>  589円  +12 円 (+2.1%)  本日終値
 17日に発表した「被災地シーズ支援プログラムに採択」が買い材料。
 新規事業に関する研究開発が産総研の15年度「被災地企業のシーズ支援プログラム」に採択。同プログラムへの採択は2年連続で、対象となったのは(1)金属複合水素透過膜の開発、(2)無電解Agめっきアクリル樹脂粒子を分散材とした導電性フィルムを用いて作製した太陽電池モジュールの信頼性評価。これにより、産総研が福島県内に整備する再生可能エネルギー研究所などを活用し、無償で技術支援を受けることが可能となる。

■Jティッシュ <7774>  1,478円  +25 円 (+1.7%)  本日終値
 18日付の朝刊で「自家培養軟骨の生産能力を増強」と一部報じられたことが買い材料視された。

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