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【通貨】来週の為替相場見通し=依然、方向感欠ける展開も

 来週の東京外国為替市場のドル円相場は依然、方向感に欠ける展開となる可能性がありそうだ。予想レンジは1ドル=117円80~120円30銭、1ユーロ=127円50~130円00銭。全体的には往来相場のなかドルのじり安基調が続くこともあり得る。この週は浜田宏一内閣官房参与の「105円台ぐらいが妥当」発言もあり、週末17日には118円台後半までドル安・円高が進んだ。118円台まで下げた水準では、ドル買い・円売り圧力も強まるが、足もとで米経済指標に弱めの結果が相次ぐなか上値は重い展開となっている。今月下旬の米1~3月国内総生産(GDP)が注目されるが、それまで米経済指標に一喜一憂する展開となりそうだ。来週の米国で目立った経済指標は少なく、22日の3月中古住宅販売が注目されている。また、23日の中国4月HSBC製造業PMIや国内では22日の3月貿易統計などに関心が集まりそうだ。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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