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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):ダイハツデ、暁飯島工業、BBタワー、ベクター

■ダイハツディーゼル <6023>  800円  +31 円 (+4.0%)  本日終値
 16日、ダイハツデ <6023> [東証2] が15年3月期の連結経常利益を従来予想の37億円→47億円に27.0%上方修正。減益率が24.9%減→4.6%減に縮小する見通しとなったことが買い材料。船舶用ディーゼルエンジンのメンテナンス関連の売上が想定を上回ったことが寄与。円安による収益押し上げ効果や為替差益の発生も利益を押し上げた。前日終値ベースの予想PERが11.1倍→8.2倍に低下し、割安感が強まったことも買い気を誘った。

■暁飯島工業 <1997>  1,961円  +21 円 (+1.1%)  本日終値
 16日、暁飯島工業 <1997> [JQ]が発行済み株式数(自社株を除く)の4.34%にあたる4万5000株(金額で8730万円)を上限に、17日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買い(買い付け価格は16日終値の1940円)を実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。

■ブロードバンドタワー <3776>  400円  -72 円 (-15.3%)  本日終値
 16日、東証と日証金がBBタワー <3776> [JQ]について17日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施すると発表したことが嫌気された。東証は委託保証金率を現行の30%以上→50%以上(うち現金を20%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の30%→50%(うち現金を20%)とする。信用規制による人気離散を警戒した売りが向かった。

■ベクター <2656>  779円  +54 円 (+7.5%)  本日終値
 16日に発表した「新作ブラウザゲームを初夏にサービス」が買い材料。
 新作ブラウザゲーム「魔戦カルヴァ」のサービスを15年初夏に開始する。中国の上海慕和網絡科技有限公司が開発した、ブラウザタイプの戦略性の高いカードバトルRPG。ダウンロード不要で、簡単な操作で熱いバトルを楽しめる。

■アサカ理研 <5724>  2,289円  +58 円 (+2.6%)  本日終値
 16日に発表した「被災地シーズ支援プログラムに採択」が買い材料。
 産総研・福島再生可能エネルギー研究所による「被災地企業のシーズ支援プログラム」に同社が応募したテーマ「分子結合チタニアシリカを適用した太陽電池パネルの性能評価および信頼性評価」が採択。同プログラムは東日本大震災の被災地(福島県、宮城県、岩手県の3県)に所在する企業が開発した再生可能エネルギーに関連した技術やノウハウに対する技術支援を産総研が経費を負担して実施。その成果の当該企業への技術移転を通じて、地域の新産業の創出を支援する。

■三井物産 <8031>  1,640円  +27.5 円 (+1.7%)  本日終値
 17日付の朝刊で「米社とメタノール製造プラントを新設」と一部報じられたことが買い材料視された。

■三井住友トラ <8309>  539.4円  +5.8 円 (+1.1%)  本日終値
 16日に発表した「三井住友信・横浜銀の合弁が業務を開始」が買い材料。
 子会社の三井住友信託銀行が横浜銀行と設立した合弁会社スカイオーシャンが資産運用会社として業務を開始。

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