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【通貨】外為サマリー:1ドル119円ライン巡り一進一退、弱めの米経済指標相次ぐ

 17日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=118円97銭前後と前日午後5時時点に比べ32銭のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=128円23銭前後と同1円34銭のユーロ高・円安で推移している。
 全般方向感に欠ける展開で、119円ラインを巡る一進一退となっている。前日のニューヨーク市場で発表された米3月住宅着工件数は、92.6万件と市場予想(104.0万件)を下回った。また、新規失業保険申請件数(前週分)も予想に比べ雇用情勢の悪化を示す内容だった。米経済指標に弱めの数字が目立つなか、米利上げ観測が後退している。今月末の1~3月期米国内総生産(GDP)速報値などが注目されているが、当面、手掛かり材料難の展開が予想され、ドル円相場は上下に動きにくい展開となっている。
 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0779ドル前後と前日に比べ 0.0142ドルのユーロ高・ドル安で推移している。



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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