【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):HIOKI、ファンコミ、オプティム、クラリオン
■HIOKI <6866> 2,318円 +266 円 (+13.0%) 本日終値 東証1部 上昇率2位
15日、HIOKI <6866> が決算を発表。15年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益が前年同期比65.8%増の8.6億円に拡大して着地したことが買い材料。国内やアジアを中心に電子測定器や自動試験装置の販売が大きく伸びたことが寄与した。上期計画の11.7億円に対する進捗率が73.4%に達したことで、業績上振れを期待する買いが向かった。
■ファンコミ <2461> 1,088円 +100 円 (+10.1%) 本日終値 東証1部 上昇率4位
15日に発表した「3月の売上高(連結ベース)は9.7%増」が買い材料。
3月の売上高(連結ベース)は前年同期比9.7%増。
■オプティム <3694> 5,790円 +370 円 (+6.8%) 本日終値
15日に発表した「シンガポール社と業務提携」が買い材料。
モバイルセキュリティサービスの開発・販売を手掛けるシンガポールのTreeBox Solutions社と業務提携。TreeBox Solutions社の企業向けセキュアコミュニケーションソリューションと、同社のモバイル管理サービスを組み合わせ、アジア圏での企業向けモバイルセキュリティサービスの開発・販売を推進する。
■クラリオン <6796> 364円 +22 円 (+6.4%) 本日終値
クラリオン <6796> が続急伸。日経新聞が16日付で、「カーナビゲーションシステム大手2社の収益が回復する。2016年3月期の連結営業利益はクラリオンが前期比約9割増え、JVCケンウッドは2割増えるもようだ」と報じたことが買い材料視された。報道によると「自動車メーカー向けにカーナビや車載カメラなどの販売が伸びる」という。同社の今期営業利益は9割増の100億円前後を見込み過去最高に迫るとしており、収益回復報道を好感した買いが向かった。同じく今期営業2割増益と報じられたJVCケンウ <6632> も大幅反発している。
■チヨダ <8185> 2,706円 +141 円 (+5.5%) 本日終値
15日、チヨダ <8185> が発行済み株式数(自社株を除く)の2.25%にあたる87万株(金額で20億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は16日から8月21日まで。
■カシオ計算機 <6952> 2,365円 +98 円 (+4.3%) 本日終値
SMBC日興証券が15日付でカシオ <6952> の投資判断を「2(中立)→1(強気)」に引き上げ、目標株価を1860円→2800円に増額したことが買い材料視された。リポートによると投資判断引き上げ理由として、(1)コンシューマ事業をドライバーとした増益トレンドが続き、16年3月期営業利益は523億円と過去最高を更新し、その後も成長トレンドが続くこと。(2)株主還元の強化が今後も期待されること。(3)目標株価までのカイ離率が24%とセクター内中央値を大きく上回ることをあげている。同証券では、15年3月期の連結営業利益を369億円→385億円(会社予想は365億円)、16年3月期は423億円→523億円、17年3月期は460億円→588億円にぞれぞれ増額修正した。
■ドトル日レス <3087> 2,347円 +75 円 (+3.3%) 本日終値
野村証券が15日付でドトル日レス <3087> の投資判断を「バイ(買い)」で継続し、目標株価を2200円→2800円に増額したことが買い材料視された。リポートでは、企業価値の持続的拡大をもたらす「3本の矢」として、ドトールの改装効果、星乃珈琲店の積極出店、コンビニコーヒーの販路拡大を指摘。16年2月期以降も既存事業のリモデルと成長事業の拡大、新販路の開拓により、円安や原料高などのコスト増要因を克服し、経常増益基調を持続することは可能と評価している。同証券では、16年2月期の連結営業利益を従来予想の104億円→102億円(会社計画は105億円)に微修正したものの、9.0%増益を見込む。続く17年2月期は113億円→117億円に上方修正し、18年2月期は126億円に拡大すると予想。
■野村不HD <3231> 2,571円 +77 円 (+3.1%) 本日終値
15日、野村不HD <3231> が15年3月期の連結経常利益を従来予想の550億円→636億円に15.6%上方修正。減益率が14.1%減→0.7%減に縮小する見通しとなったことが買い材料。住宅事業の収益向上に加え、仲介事業で手数料が増加したことが寄与。経費削減や支払利息の減少も上振れに貢献した。業績上振れに伴い、前期の年間配当を40円→45円(前の期は35円)に増額修正した。
■ミネベア <6479> 1,883円 +36 円 (+2.0%) 本日終値
ミネベア <6479> が3日続伸。日経新聞が16日付で「ミネベアの2015年3月期の連結営業利益は、前の期比86%増の600億円前後になったもようだ」と報じたことが買い材料視された。報道によると「従来予想(585億円)を上回り、17年ぶりに過去最高を更新した」という。スマホ向け照明部品や自動車用の小型軸受け(ベアリング)の販売が伸びるとしており、好調な業績報道を好感した買いが向かった。
■富士通ゼネラル <6755> 1,581円 -37 円 (-2.3%) 本日終値
SMBC日興証券が15日付で富士通ゼ <6755> の投資判断を「1(強気)→2(中立)」に引き下げたことが売り材料視された。リポートによると空調機事業の堅調な成長や、自社株買い・増配などの株主還元は評価するものの、15年に入ってからの株価上昇で目標株価1700円に対する上昇余地が低下した指摘している。同証券では15年3月期の連結営業利益を258億円→250億円(会社予想は250億円)、16年3月期は222億円→190億円、17年3月期は223億円→192億円にぞれぞれ減額修正した。
株探ニュース
15日、HIOKI <6866> が決算を発表。15年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益が前年同期比65.8%増の8.6億円に拡大して着地したことが買い材料。国内やアジアを中心に電子測定器や自動試験装置の販売が大きく伸びたことが寄与した。上期計画の11.7億円に対する進捗率が73.4%に達したことで、業績上振れを期待する買いが向かった。
■ファンコミ <2461> 1,088円 +100 円 (+10.1%) 本日終値 東証1部 上昇率4位
15日に発表した「3月の売上高(連結ベース)は9.7%増」が買い材料。
3月の売上高(連結ベース)は前年同期比9.7%増。
■オプティム <3694> 5,790円 +370 円 (+6.8%) 本日終値
15日に発表した「シンガポール社と業務提携」が買い材料。
モバイルセキュリティサービスの開発・販売を手掛けるシンガポールのTreeBox Solutions社と業務提携。TreeBox Solutions社の企業向けセキュアコミュニケーションソリューションと、同社のモバイル管理サービスを組み合わせ、アジア圏での企業向けモバイルセキュリティサービスの開発・販売を推進する。
■クラリオン <6796> 364円 +22 円 (+6.4%) 本日終値
クラリオン <6796> が続急伸。日経新聞が16日付で、「カーナビゲーションシステム大手2社の収益が回復する。2016年3月期の連結営業利益はクラリオンが前期比約9割増え、JVCケンウッドは2割増えるもようだ」と報じたことが買い材料視された。報道によると「自動車メーカー向けにカーナビや車載カメラなどの販売が伸びる」という。同社の今期営業利益は9割増の100億円前後を見込み過去最高に迫るとしており、収益回復報道を好感した買いが向かった。同じく今期営業2割増益と報じられたJVCケンウ <6632> も大幅反発している。
■チヨダ <8185> 2,706円 +141 円 (+5.5%) 本日終値
15日、チヨダ <8185> が発行済み株式数(自社株を除く)の2.25%にあたる87万株(金額で20億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は16日から8月21日まで。
■カシオ計算機 <6952> 2,365円 +98 円 (+4.3%) 本日終値
SMBC日興証券が15日付でカシオ <6952> の投資判断を「2(中立)→1(強気)」に引き上げ、目標株価を1860円→2800円に増額したことが買い材料視された。リポートによると投資判断引き上げ理由として、(1)コンシューマ事業をドライバーとした増益トレンドが続き、16年3月期営業利益は523億円と過去最高を更新し、その後も成長トレンドが続くこと。(2)株主還元の強化が今後も期待されること。(3)目標株価までのカイ離率が24%とセクター内中央値を大きく上回ることをあげている。同証券では、15年3月期の連結営業利益を369億円→385億円(会社予想は365億円)、16年3月期は423億円→523億円、17年3月期は460億円→588億円にぞれぞれ増額修正した。
■ドトル日レス <3087> 2,347円 +75 円 (+3.3%) 本日終値
野村証券が15日付でドトル日レス <3087> の投資判断を「バイ(買い)」で継続し、目標株価を2200円→2800円に増額したことが買い材料視された。リポートでは、企業価値の持続的拡大をもたらす「3本の矢」として、ドトールの改装効果、星乃珈琲店の積極出店、コンビニコーヒーの販路拡大を指摘。16年2月期以降も既存事業のリモデルと成長事業の拡大、新販路の開拓により、円安や原料高などのコスト増要因を克服し、経常増益基調を持続することは可能と評価している。同証券では、16年2月期の連結営業利益を従来予想の104億円→102億円(会社計画は105億円)に微修正したものの、9.0%増益を見込む。続く17年2月期は113億円→117億円に上方修正し、18年2月期は126億円に拡大すると予想。
■野村不HD <3231> 2,571円 +77 円 (+3.1%) 本日終値
15日、野村不HD <3231> が15年3月期の連結経常利益を従来予想の550億円→636億円に15.6%上方修正。減益率が14.1%減→0.7%減に縮小する見通しとなったことが買い材料。住宅事業の収益向上に加え、仲介事業で手数料が増加したことが寄与。経費削減や支払利息の減少も上振れに貢献した。業績上振れに伴い、前期の年間配当を40円→45円(前の期は35円)に増額修正した。
■ミネベア <6479> 1,883円 +36 円 (+2.0%) 本日終値
ミネベア <6479> が3日続伸。日経新聞が16日付で「ミネベアの2015年3月期の連結営業利益は、前の期比86%増の600億円前後になったもようだ」と報じたことが買い材料視された。報道によると「従来予想(585億円)を上回り、17年ぶりに過去最高を更新した」という。スマホ向け照明部品や自動車用の小型軸受け(ベアリング)の販売が伸びるとしており、好調な業績報道を好感した買いが向かった。
■富士通ゼネラル <6755> 1,581円 -37 円 (-2.3%) 本日終値
SMBC日興証券が15日付で富士通ゼ <6755> の投資判断を「1(強気)→2(中立)」に引き下げたことが売り材料視された。リポートによると空調機事業の堅調な成長や、自社株買い・増配などの株主還元は評価するものの、15年に入ってからの株価上昇で目標株価1700円に対する上昇余地が低下した指摘している。同証券では15年3月期の連結営業利益を258億円→250億円(会社予想は250億円)、16年3月期は222億円→190億円、17年3月期は223億円→192億円にぞれぞれ減額修正した。
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