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【経済】(中国)輸入食品の不合格率:EUがトップ、日本や米国なども上位10位に


中国の検疫当局はこのほど、発表した2014年の輸入食品の品質安全に関する報告書を発表した。ここでは、不合格率が最も高いのは欧州連合(EU)であり、日本や米国など食品の安全性が高いとみられている国・地域もトップ10位に入ったという。

当局は、不合格の食品の中で、乳製品や水産品、ナッツ類、ビスケットなどに集中し、これら製品から主に大腸菌や黄色ブドウ球菌など人体に害する微生物が検出されたと指摘。また、食品添加物は中国政府が定めた上限を超えている輸入の飲料製品も多く検出されているという。

さらに、当局は、外国製品だから安全とは限らないと警告し、正規ルートではない食品の個人輸入の安全性に注意を促している。

《ZN》

 提供:フィスコ

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