【通貨】あす(16日)の為替相場見通し=米3月鉱工業生産など注目
あすの東京外国為替市場のドル円相場は、きょう発表の米経済指標や欧州中央銀行(ECB)理事会の結果などに左右されそうだ。予想レンジは1ドル=119円00~120円00銭、1ユーロ=125円50~127円30銭。この日は、前日発表の米3月小売売上高が市場予想に達しなかったこともあり、朝方は119円台前半のドル安・円高水準で推移したが、その後、一時119円70銭台に乗せるなど下値には買いが流入した。依然、米国経済動向など海外動向への関心が強い。きょうは米3月鉱工業生産が発表され、市場では前月比0.3%減が予想されている。ニューヨーク連銀景気指数も注目される。また、欧州ではECB理事会が開催され、ドラギ総裁の発言が関心を集めている。ECB理事会を経てユーロが反発すれば、ドル円にも影響が出そうだ。ただ、各イベントが予想の範囲内で終われば119円台中盤での往来が続く可能性がある。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

米株









