【市況】日本航空が大幅反発、野村証が目標株価を4700円に増額

　野村証券が14日付でＪＡＬ <9201> の投資判断「バイ(買い)」を継続し、目標株価を4500円→4700円に増額したことが買い材料視された。

　リポートでは、15年3月期の連結営業利益を従来予想の1700億円→1761億円(会社計画は1670億円)に上方修正。

　また、16年3月期以降のシンガポールケロシンの価格前提を従来の1バレル80ドル→同75ドルに引き下げ、16年3月期の同利益を1830億円→1900億円、17年3月期を1905億円→1975億円にそれぞれ引き上げている。

　同証券では、4月から国際線の燃料サーチャージャーは為替水準も加味して顧客から徴収する仕組みに変わるため、仮に16年3月期に円安が進んでも業績悪化要因にはならないと指摘。

　今は雌伏の時だが、業績の堅調は今後株価に反映されるとみており、株価が上がらない時は同社株の仕込み時期と判断している。

株探ニュース