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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):ネクソン、ガリバー、松屋、三谷産業

■ネクソン <3659> 1,651円  +148 (+9.9%)   本日終値  東証1部 上昇率5位
 野村証券が13日付でネクソン <3659> の投資判断を「ニュートラル(中立)」→「バイ(買い)」に引き上げ、目標株価を1100円→1750円に増額したことが買い材料視された。リポートでは、モバイルネイティブ事業の貢献により、同社の中期的な成長率は高まり、株価は市場をアウトパフォームする可能性が高まったと判断。同証券では、(1)モバイルネイティブゲーム事業を上方修正(15年12月期122億円、16年12月期260億円積み増し)、(2)gloopsの減損を今期以降に全額織り込むなど、業績予想を見直した。15年12月期の連結営業利益を従来予想の615億円→560億円(会社計画は非開示、14年12月期実績は455億円)に下方修正する一方、16年12月期は628億円→634億円に引き上げた。

■ガリバー <7599> 1,084円  +74 (+7.3%)   本日終値  東証1部 上昇率8位
 13日、ガリバー <7599> が決算を発表。15年2月期の連結経常利益は前の期比25.8%減の53.4億円に落ち込んだが、続く16年2月期は前期比53.4%増の82億円にV字回復する見通しとなったことが買い材料。前期は消費増税の反動減の影響による既存ガリバー店における来店客の減少や広告宣伝・店舗運営関連の費用増が響いた。今期は販売が堅調な展示場店舗の新規出店を加速し、全直営店の小売台数増加を見込む。

■松屋 <8237> 1,981円  +120 (+6.5%)   本日終値
 13日に決算を発表。「前期経常が上振れ着地・今期は6%増益へ」が好感された。
 松屋 <8237> が4月13日大引け後(15:00)に決算を発表。15年2月期の連結経常利益は前の期比44.8%増の22.7億円に拡大し、従来予想の19億円を上回って着地。16年2月期も前期比5.5%増の24億円に伸びる見通しとなった。4期連続増収、増益になる。
  ⇒⇒松屋の詳しい業績推移表を見る

■三谷産業 <8285> 695円  +42 (+6.4%)   本日終値
 13日に業績修正を発表。「前期経常を5%上方修正」が好感された。
 三谷産業 <8285> が4月13日大引け後(15:00)に業績修正を発表。15年3月期の連結経常利益を従来予想の18.3億円→19.1億円(前の期は17.4億円)に4.7%上方修正し、増益率が4.7%増→9.6%増に拡大する見通しとなった。
  ⇒⇒三谷産業の詳しい業績推移表を見る

■セイコーHD <8050> 619円  +34 (+5.8%)   本日終値
 セイコーHD <8050> が続急伸。日経新聞が14日付で、「セイコーホールディングスの2016年3月期は、腕時計の販売好調で連結営業利益が160億円程度と前期の推定実績から約2割増える見通しだ」と報じたことが買い材料視された。報道によると「訪日外国人客(インバウンド)の増加で国内の売り上げが伸びるのに加え、円安により北米など海外向け製品の採算も改善する」という。15年3月期の営業減益見込みから一転増益に転換する見通しで、5月12日の15年3月期決算発表を控え、好業績を期待する買いが向かった。

■リョービ <5851> 387円  +17 (+4.6%)   本日終値
 リョービ <5851> が続急伸。日経新聞が14日付で、「リョービの2016年3月期の連結営業利益は約105億円と、前期推定比21%増えそうだ」と報じたことが買い材料視された。報道によると「北米の自動車生産の拡大で、エンジン部品などに用いるアルミダイカストが伸びる」という。円安でダイカストや印刷機の輸出採算も改善し、電動工具の国内販売の低迷をカバーするとしており、業績好調報道を好感した買いが向かった。

■古河電気工業 <5801> 212円  +6 (+2.9%)   本日終値
 古河電 <5801> が大幅高。日経新聞が14日付で「ファナックと古河電気工業は板金を溶接したり、切断したりするのに使うレーザー加工機向け部品事業の共同出資会社を9月までに設立する」と報じたことが買い材料視された。報道によると「古河電工が開発した省エネ型基幹部品を、ファナックの低コスト生産ノウハウを生かして作る。省エネ加工機は、建材や機械など幅広い業界で採用が増えており、両社は互いの強みを補完しながら需要を開拓する」としている。コスト低下に期待した買いが向かった。

■DOWA <5714> 1,054円  +27 (+2.6%)   本日終値
 DOWA <5714> が大幅反発。日経新聞が14日付で「DOWAホールディングスの2015年3月期の連結経常利益は410億円超(前の期比17%増)と、従来予想を30億円上回ったようだ」と報じたことが買い材料視された。報道によると「円安で亜鉛などの金属製錬の手数料が膨らんだほか、スマートフォン(スマホ)の節電用センサーに用いる発光ダイオード(LED)など電子材料が好調だった」という。配当も年17円程度と前々期比2円増やす公算が大きいとしており、業績上振れ報道を好感した買いが向かった。

■ワイヤレスゲート <9419> 3,275円  +75 (+2.3%)   本日終値
 ワイヤレスG <9419> [東証M]が13日、音声通話とデータ通信が可能なSIMカード「ワイヤレスゲート Wi-Fi+LTE 音声通話プラン」を、日本全国のヨドバシカメラ店舗と通販サイトで28日より販売すると発表したことが買い材料視された。スマートフォンなどをNTTドコモ <9437> と同じエリアで利用できるいわゆる格安SIMで、同社はこれまでのデータ通信専用だったラインナップに加えて、音声通話機能付きのSIMカードの販売を開始する。月額料金は1300円から利用できる。他社では2年もしくは1年とされる利用期間の途中で解約すると1万円程度の解約違約金の支払いが必要だが、「ワイヤレスゲート Wi-Fi+LTE 音声通話プラン」はいつ解約しても違約金の支払いが不要なのが大きな特徴。

■モジュレ <3043> 1,298円  +261 (+25.2%) 一時ストップ高    本日終値
 13日に発表した「3月度の累計売上高は前年比4.9%増」が買い材料。

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