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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):良品計画、東京エネシス、OSG、ジーフット

■良品計画 <7453> 19,840円  +2,080 (+11.7%)   本日終値  東証1部 上昇率2位
 9日、良品計画 <7453> が決算を発表。15年2月期の連結経常利益は前の期比15.4%増の266億円に伸び、従来予想の256億円を上回って着地。続く16年2月期も前期比13.5%増の302億円に伸び、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。今期も中国などアジアを中心とした積極的な新規出店で、11.5%の増収を見込む。業績好調に伴い、前期配当を175円→190円(前の期は155円)に増額し、今期も25円増の215円に増配する方針とした。

■東京エネシス <1945> 1,124円  +92 (+8.9%)   本日終値  東証1部 上昇率8位
 9日、東京エネシス <1945> が15年3月期の連結経常利益を従来予想の29億円→54億円(前の期は28.7億円)に86.2%上方修正。増益率が0.8%増→87.6%増に拡大する見通しとなったことが買い材料。太陽光発電設備工事や福島の復興関連工事などの受注が好調だったことが寄与。福島第1原発廃炉関連工事の増加や原価低減も利益を押し上げた。前日終値ベースの予想PERが19.7倍→11.7倍に急低下し、割安感が強まったことも買い気を誘った。

■OSG <6136> 2,673円  +203 (+8.2%)   本日終値  東証1部 上昇率9位
 9日、OSG <6136> が決算を発表。15年11月期第1四半期(14年12月-15年2月)の連結経常利益が前年同期比40.0%増の47.6億円に拡大して着地したことが買い材料。北米や国内で自動車向けを中心に切削工具の販売が伸びたことが寄与。工場稼働率の向上や円安による輸出採算の改善も大幅増益に貢献した。

■ジーフット <2686> 1,511円  +102 (+7.2%)   本日終値
 9日に決算を発表。「今期経常は11%増で6期連続最高益、前期配当を2円増額・今期は実質増配」が好感された。
 ジーフット <2686> [名証2] が4月9日大引け後(16:00)に決算を発表。15年2月期の経常利益(非連結)は前の期比23.6%増の54.6億円で着地。続く16年2月期も前期比10.7%増の60.5億円に伸び、6期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。同時に、前期の年間配当を30円→32円(前の期は1→2の株式分割前で30円)に増額し、今期は30円とし、前期の株式分割を考慮した実質配当は36.4%増配とする方針とした。
  ⇒⇒ジーフットの詳しい業績推移表を見る

■イオンディライト <9787> 3,255円  +180 (+5.9%)   本日終値
 9日に決算を発表。「今期経常は7%増で10期連続最高益、2円増配へ」が好感された。
 イオンディラ <9787> が4月9日大引け後(15:00)に決算を発表。15年2月期の連結経常利益は前の期比5.6%増の159億円になり、16年2月期も前期比6.6%増の170億円に伸びを見込み、10期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。6期連続増収、12期連続増益になる。
  ⇒⇒イオンディライトの詳しい業績推移表を見る

■イオン <8267> 1,523円  +79.5 (+5.5%)   本日終値
 9日に決算を発表。「今期経常は8%増益へ」が好感された。
 イオン <8267> が4月9日大引け後(15:00)に決算を発表。15年2月期の連結経常利益は前の期比13.8%減の1525億円になったが、続く16年2月期は前期比8.2%増の1650億円に伸びる見通しとなった。6期連続増収になる。
  ⇒⇒イオンの詳しい業績推移表を見る
 同時に発表した「ダイエーのGMS、SM事業で構造改革」も買い材料。
 グループ横断で子会社ダイエーのGMS(総合スーパー)事業とSM(スーパーマーケット)事業の構造改革を推進。ダイエーのGMS・SM事業の一部をグループ5社が承継することで基本合意。承継完了後は、GMS・SM事業の運営体制は地域単位で統一され、各地域のグループ各社それぞれが中心となった包括的なエリア戦略を策定・実行することが可能となる。

■ハウスレジ <8984> 278,900円  +14,500 (+5.5%)   本日終値
 9日に決算を発表。「今期経常は2%増で2期ぶり最高益更新へ」が好感された。
 ハウスレジ <8984> [東証R] が4月9日大引け後(16:00)に決算を発表。15年2月期の経常利益は前の期比0.0%減の30.8億円になったが、15年8月期は前期比1.7%増の31.3億円に伸びを見込み、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。
  ⇒⇒ハウスレジの詳しい業績推移表を見る

■クスリのアオキ <3398> 10,510円  +470 (+4.7%)   本日終値
 9日、クスリアオキ <3398> が5月20日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施すると発表したことが買い材料。最低投資金額が現在の2分の1に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いが向かった。

■千代田インテグレ <6915> 3,340円  +135 (+4.2%)   本日終値
 9日、千代田インテ <6915> が決算を発表。15年8月期上期(14年9月-15年2月)の連結経常利益が前年同期比44.0%増の34.7億円に拡大して着地したことが買い材料。中国事業は前年のスマートフォン(スマホ)向け特需の反動で振るわなかったものの、国内事業が電子デバイス向けの受注が伸びて営業黒字に浮上。海外メーカーからのスマホ向け受注の増加やOA機器・AV機器向けの好調で、東南アジア事業の営業利益が3倍に急拡大したことも寄与した。

■ファーストリテイリング <9983> 49,700円  +1,200 (+2.5%)   本日終値
 9日、ファストリ <9983> が決算(国際会計基準=IFRS)を発表。15年8月期上期(14年9月-15年2月)の連結税引き前利益が前年同期比48.0%増の1636億円に拡大し、従来予想の1200億円を上回って着地したことが買い材料。中国や韓国で計画を大幅に上回る売上を達成した海外ユニクロ事業が収益を牽引した。国内事業の値上げ効果や円安による金融収益の増加も大幅増益に貢献した。上期業績の好調に伴い、通期の同利益を従来予想の1800億円→2115億円に17.5%上方修正。増益率が32.9%増→56.1%増に拡大し、2期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。業績上振れに伴い、今期の年間配当を従来計画の320円→350円(前期は300円)に増額修正した。また、決算発表を受けて、野村証券が9日付で投資判断「バイ(買い)」を継続し、目標株価を5万1000円→5万5000円に増額したことも支援材料。

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