【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):東京個別、わらべ日洋、JIN、ファミリーM
■東京個別指導学院 <4745> 643円 +100 (+18.4%) ストップ高 本日終値 東証1部 上昇率トップ
8日、東京個別 <4745> が決算を発表。15年2月期の経常利益(非連結)は前の期比35.4%増の17.2億円に伸び、従来予想の16億円を上回って着地。続く16年2月期も33.4%増の23億円に拡大する見通しとなったことが買い材料。今期もテレビCM効果や6教室の新規開校で個別指導塾の生徒数が伸び、7.5%の増収を見込む。業績好調による普通配当16円に会社創立30周年記念配当8円を上積みする形で、今期の年間配当は16円増の24円に大幅増配する方針で、前日終値ベースの配当利回りは4.42%に上昇した。同時に18年2月期に営業利益29億円以上を目指す中期計画を発表したことも好感された。
■わらべや日洋 <2918> 2,582円 +308 (+13.5%) 本日終値 東証1部 上昇率2位
8日、わらべ日洋 <2918> が決算を発表。15年2月期の連結経常利益は前の期比13.8%増の45億円に拡大して着地。続く16年2月期も前期比2.2%増の46億円に伸びる見通しとなったことが買い材料。今期も主要顧客のセブン-イレブンの積極出店を背景に納品店舗数が増え、売上が伸びる。5月の岩手工場の稼働など、各地の工場の生産能力増強も業容拡大を後押しする。業績好調に伴い、今期の年間配当は前期比5円増の40円に増配する方針としたことも好感された。
■ジェイアイエヌ <3046> 4,725円 +260 (+5.8%) 本日終値
8日に発表した「北米1号店となるグローバル旗艦店開業」が買い材料。
アイウエアブランド「JINS(ジンズ)」の北米1号店としてJINS史上最大の店舗面積を誇るグローバル旗艦店をオープン。同時にECサービスも開始。
■ファミリーマート <8028> 5,490円 +270 (+5.2%) 本日終値
8日に決算を発表。「今期経常は15%増で2期ぶり最高益、4円増配へ」が好感された。
ファミリーM <8028> が4月8日大引け後(15:00)に決算を発表。15年2月期の連結経常利益は前の期比10.1%減の425億円になったが、16年2月期は前期比14.5%増の487億円に拡大を見込み、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。6期連続増収になる。
⇒⇒ファミリーマートの詳しい業績推移表を見る
■日産自動車 <7201> 1,264円 +55.5 (+4.6%) 本日終値
SMBC日興証券が8日付で日産自 <7201> の投資判断を「2(中立)→1(強気)」に引き上げ、目標株価を1300円→1500円に増額したことが買い材料視された。同証券によると、16年3月期は先行投資一巡に伴い、台数成長が利益成長につながるステージへの転換に注目。モデルミックスの改善期待のほか、CMF(コモンモジュールファミリー)導入や販売費用のコントロールなど、積極化する効率化への取り組みの成果も期待されるとしている。
■竹内製作所 <6432> 5,890円 +210 (+3.7%) 本日終値
8日、竹内製作所 <6432> が15年2月期の連結経常利益を従来予想の96.4億円→122億円に27.1%上方修正。増益率が49.0%増→89.3%増に拡大し、7期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。前期業績の上方修正は昨年10月に続き、2回目。欧州で建設機械の販売が想定より伸び、売上が計画を上回ったことが寄与。円安による収益押し上げ効果や為替差益14.3億円の発生も上振れに貢献した。前日終値ベースの予想PERが15.7倍→12.1倍に低下し、割安感が強まったことも買い気を誘った。
■フジテック <6406> 1,222円 +41 (+3.5%) 本日終値
8日、フジテック <6406> が発行済み株式数(自社株を除く)の8.00%にあたる700万株(金額で82億6700万円)を上限に、9日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買い(買い付け価格は8日終値の1181円)を実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。
■アルデプロ <8925> 146円 +4 (+2.8%) 本日終値
8日、アルデプロ <8925> [東証2]が発行済み株式数(自社株を除く)の2.99%にあたる700万株(金額で10億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は9日から9月30日まで。同日、インターネット上の株主向けサービスの「アルデプロ株主ポイント倶楽部」で個人情報データが一部漏洩した可能性が判明したと発表したが、特に売り材料視はされなかった。
■ベネフィット・ワン <2412> 1,969円 +22 (+1.1%) 本日終値
ベネ・ワン <2412> [東証2]が大幅続伸。日経産業新聞が9日付で「福利厚生代行のベネフィット・ワンは6月から企業向けに、メタボリックシンドロームから脱した社員に報奨ポイントを付与するサービスを始める」と報じたことが買い材料視された。報道によると「メタボ社員が保健指導を受けて痩せれば、宿泊券などと交換できるポイントがもらえる仕組み。やせる意欲を少しでも引き出す」という。企業の健保組合の医療費削減につながる利点も訴え、3年後に年8万人の利用を目指すとしており、利用者拡大による収益への貢献を期待した買いが向かった。
■サン電子 <6736> 1,631円 +9 (+0.6%) 本日終値
8日、サン電子 <6736> [JQ]が先進的な拡張現実(AR)を実現するためのAR開発プラットフォームを提供する米Infinity AR社と資本提携すると発表したことが買い材料。同社は260万ドルを出資し、Infinity AR社の発行済み株式数の33.5%を取得する。Infinity AR社のAR技術は、2台の左右離れたカメラをセンサーとし、左右で捉えた画像の差分から現実空間を3Dで取り込むことができ、合わせて物体の動きなども捉えられる。複雑なセンサー類を必要とせず、電力消費を極力抑えられるため、モバイル端末分野で大きな優位性を持つ。同社はInfinity AR社のAR開発プラットフォームを活用した斬新なARコンテンツやソリューションを提供するとともに、他社へのライセンス提供も実施する方針。発表を受けて、AR関連分野の中期的な収益貢献に期待する買いが向かった。
株探ニュース
8日、東京個別 <4745> が決算を発表。15年2月期の経常利益(非連結)は前の期比35.4%増の17.2億円に伸び、従来予想の16億円を上回って着地。続く16年2月期も33.4%増の23億円に拡大する見通しとなったことが買い材料。今期もテレビCM効果や6教室の新規開校で個別指導塾の生徒数が伸び、7.5%の増収を見込む。業績好調による普通配当16円に会社創立30周年記念配当8円を上積みする形で、今期の年間配当は16円増の24円に大幅増配する方針で、前日終値ベースの配当利回りは4.42%に上昇した。同時に18年2月期に営業利益29億円以上を目指す中期計画を発表したことも好感された。
■わらべや日洋 <2918> 2,582円 +308 (+13.5%) 本日終値 東証1部 上昇率2位
8日、わらべ日洋 <2918> が決算を発表。15年2月期の連結経常利益は前の期比13.8%増の45億円に拡大して着地。続く16年2月期も前期比2.2%増の46億円に伸びる見通しとなったことが買い材料。今期も主要顧客のセブン-イレブンの積極出店を背景に納品店舗数が増え、売上が伸びる。5月の岩手工場の稼働など、各地の工場の生産能力増強も業容拡大を後押しする。業績好調に伴い、今期の年間配当は前期比5円増の40円に増配する方針としたことも好感された。
■ジェイアイエヌ <3046> 4,725円 +260 (+5.8%) 本日終値
8日に発表した「北米1号店となるグローバル旗艦店開業」が買い材料。
アイウエアブランド「JINS(ジンズ)」の北米1号店としてJINS史上最大の店舗面積を誇るグローバル旗艦店をオープン。同時にECサービスも開始。
■ファミリーマート <8028> 5,490円 +270 (+5.2%) 本日終値
8日に決算を発表。「今期経常は15%増で2期ぶり最高益、4円増配へ」が好感された。
ファミリーM <8028> が4月8日大引け後(15:00)に決算を発表。15年2月期の連結経常利益は前の期比10.1%減の425億円になったが、16年2月期は前期比14.5%増の487億円に拡大を見込み、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。6期連続増収になる。
⇒⇒ファミリーマートの詳しい業績推移表を見る
■日産自動車 <7201> 1,264円 +55.5 (+4.6%) 本日終値
SMBC日興証券が8日付で日産自 <7201> の投資判断を「2(中立)→1(強気)」に引き上げ、目標株価を1300円→1500円に増額したことが買い材料視された。同証券によると、16年3月期は先行投資一巡に伴い、台数成長が利益成長につながるステージへの転換に注目。モデルミックスの改善期待のほか、CMF(コモンモジュールファミリー)導入や販売費用のコントロールなど、積極化する効率化への取り組みの成果も期待されるとしている。
■竹内製作所 <6432> 5,890円 +210 (+3.7%) 本日終値
8日、竹内製作所 <6432> が15年2月期の連結経常利益を従来予想の96.4億円→122億円に27.1%上方修正。増益率が49.0%増→89.3%増に拡大し、7期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。前期業績の上方修正は昨年10月に続き、2回目。欧州で建設機械の販売が想定より伸び、売上が計画を上回ったことが寄与。円安による収益押し上げ効果や為替差益14.3億円の発生も上振れに貢献した。前日終値ベースの予想PERが15.7倍→12.1倍に低下し、割安感が強まったことも買い気を誘った。
■フジテック <6406> 1,222円 +41 (+3.5%) 本日終値
8日、フジテック <6406> が発行済み株式数(自社株を除く)の8.00%にあたる700万株(金額で82億6700万円)を上限に、9日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買い(買い付け価格は8日終値の1181円)を実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。
■アルデプロ <8925> 146円 +4 (+2.8%) 本日終値
8日、アルデプロ <8925> [東証2]が発行済み株式数(自社株を除く)の2.99%にあたる700万株(金額で10億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は9日から9月30日まで。同日、インターネット上の株主向けサービスの「アルデプロ株主ポイント倶楽部」で個人情報データが一部漏洩した可能性が判明したと発表したが、特に売り材料視はされなかった。
■ベネフィット・ワン <2412> 1,969円 +22 (+1.1%) 本日終値
ベネ・ワン <2412> [東証2]が大幅続伸。日経産業新聞が9日付で「福利厚生代行のベネフィット・ワンは6月から企業向けに、メタボリックシンドロームから脱した社員に報奨ポイントを付与するサービスを始める」と報じたことが買い材料視された。報道によると「メタボ社員が保健指導を受けて痩せれば、宿泊券などと交換できるポイントがもらえる仕組み。やせる意欲を少しでも引き出す」という。企業の健保組合の医療費削減につながる利点も訴え、3年後に年8万人の利用を目指すとしており、利用者拡大による収益への貢献を期待した買いが向かった。
■サン電子 <6736> 1,631円 +9 (+0.6%) 本日終値
8日、サン電子 <6736> [JQ]が先進的な拡張現実(AR)を実現するためのAR開発プラットフォームを提供する米Infinity AR社と資本提携すると発表したことが買い材料。同社は260万ドルを出資し、Infinity AR社の発行済み株式数の33.5%を取得する。Infinity AR社のAR技術は、2台の左右離れたカメラをセンサーとし、左右で捉えた画像の差分から現実空間を3Dで取り込むことができ、合わせて物体の動きなども捉えられる。複雑なセンサー類を必要とせず、電力消費を極力抑えられるため、モバイル端末分野で大きな優位性を持つ。同社はInfinity AR社のAR開発プラットフォームを活用した斬新なARコンテンツやソリューションを提供するとともに、他社へのライセンス提供も実施する方針。発表を受けて、AR関連分野の中期的な収益貢献に期待する買いが向かった。
株探ニュース