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【市況】3日の株式相場見通し=買い先行も上値の重い展開に

 3日の東京株式市場は、前日の米株式市場でNYダウ平均株価が反発したことを好感して、買い先行のスタートとなりそうだ。ただ、週末に伴うポジション調整の動きに加えて、米3月の雇用統計の発表を目前に控えていることもあり、買い一巡後は利益確定の売りが先行し、上値の重い推移となりそうだ。
 1日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比65ドル高の1万7763ドルと3日ぶりに反発した。週間の新規失業保険週間申請件数が市場予想に反して減少し、1月以来の低水準となったことで景気回復期待感が強まり、買いが先行する展開となった。ただ、3日の米3月の雇用統計発表を前に買い手控えムードが強まり、買い一巡後は上値の重い推移となった。ナスダック総合指数は、同6ポイント高の4886と反発した。
 3日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=119円70銭台での推移となっている。
 日程面では、41道府県議選、17政令市議選告示に注目。海外では、米3月の雇用統計が焦点になる。なお、グッドフライデー(聖金曜日)で米株式市場は休場。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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