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【通貨】外為サマリー:1ドル119円60銭前後の往来圏続く、米3月雇用統計待ちの状態に

 2日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=119円53銭前後と前日午後5時時点に比べ36銭のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=128円89銭前後と同3銭のユーロ安・円高で推移している。
 ドル円相場は119円60銭前後を中心とする往来圏が続いた。前日発表の米ADP雇用統計と米ISM製造業景況感指数が市場予想に達せず、米景気への不透明感が強まった。市場では「強めの数字が続いてきた雇用統計に陰りがみえないか」(アナリスト)を気にする見方が増えており、3日の米3月雇用統計の結果発表を前に模様眺め気分が強まっている。この日発表される米失業保険申請件数や米2月貿易統計などへの関心も高い。あすは英国や欧州が「グッドフライデー」で休場、米国も株式市場が休場となる。また英国や欧州は6日が「イースター・マンデー」で休場のため、市場参加者も減っているようだ。
 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0783ドル前後と前日に比べ 0.0030ドルのユーロ高・ドル安で推移している。



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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