【注目】話題株ピックアップ【夕刊】（2）：フイルコン、インプレス、Ｊディスプレ、西松屋チェ

■日本フイルコン <5942> 546円　 +46 (+9.2％)　　　本日終値　 東証１部 上昇率5位
　1日、フイルコン <5942> が決算を発表。15年11月期第1四半期(14年12月-15年2月)の連結経常利益が前年同期比3.0倍の4億円に急拡大して着地したことが買い材料。アジアなど海外向けが好調だった産業用機能フィルター・コンベア事業が収益を牽引。電子部材・フォトマスク事業が営業黒字に転じたことも増益に貢献した。円安効果や原価率の改善、持分法投資利益の増加も利益を押し上げた。株探ニュース

■インプレス <9479> 312円　 -50 (-13.8％)　　　本日終値　 東証１部 下落率トップ
　1日、東証と日証金がインプレス <9479> について2日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施すると発表したことが嫌気された。東証は委託保証金率を現行の30％以上→50％以上(うち現金を20％以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の30％→50％(うち現金を20％)とする。信用規制による人気離散を警戒した売りが向かった。株探ニュース

■ジャパンディスプレイ <6740> 442円　 +16 (+3.8％)　　　本日終値
　1日に発表した「第6世代液晶工場の新設予定地を取得」が買い材料。
　石川県白山市で第6世代液晶ディスプレイ工場の新設予定地を取得へ。

■西松屋チェーン <7545> 1,064円　 +35 (+3.4％)　　　本日終値
　2日に発表した「西松屋チェーン、自社株買いの実施を発表」が買い材料視された。
　自己株式取得に係る事項の決定に関するお知らせ
　　⇒⇒西松屋チェーンの会社開示情報を見る

■ＮＴＴ都市 <8933> 1,244円　 +40 (+3.3％)　　　本日終値
　1日に発表した「繰延税金資産・負債を取り崩し」が買い材料。
　15年3月期に繰延税金資産5億円、繰延税金負債66億円を取り崩す。法人税等調整額59億円を計上し、少数株主利益控除後で純利益は40億円増加する見込み。

■オリンパス <7733> 4,240円　 -180 (-4.1％)　　　本日終値　 東証１部 下落率6位
　1日に発表した「ソニーが同社株を一部譲渡」が売り材料。
　ソニーが保有する同社株の半分1724万株をJPモルガン証券に譲渡。ソニーの所有割合は10.06％→5.03％に低下するが、業務提携と医療事業合弁会社を通じて引き続き同社との協力関係は継続する。

■ディー・エル・イー <3686> 811円　 +48 (+6.3％)　　　本日終値
　1日に発表した「深夜帯ターゲットに歌アニメを企画」が買い材料。
　静岡放送と深夜帯をターゲットにした歌アニメ企画「SYZ Project」を始動。

■アドベンチャー <6030> 5,030円　 +205 (+4.3％)　　　本日終値
　1日に発表した「香港のスマホアプリ会社を子会社化」が買い材料。
　香港でスマートフォンアプリの企画・開発・運営を手掛けるAppAgeの全株式を取得し、子会社化。

■ワールドＨＤ <2429> 998円　 +31 (+3.2％)　　　本日終値
　1日に発表した「不動産子会社がインドネシアに現法」が買い材料。
　子会社がインドネシアで日系企業と日本人駐在員向けのサービスアパートメント事業を手掛ける現地法人を設立。

■ファマライズ <2796> 602円　 +14 (+2.4％)　　　本日終値
　1日に発表した「ヒグチ産業、ファミリーＭと合弁設立」が買い材料。
　ヒグチ産業､ファミリーＭ <8028> と合弁会社を設立。コンビニエンスストアの持つ利便性と、調剤薬局、ドラッグストアの持つ専門性を兼ね備えた新たな業態の店舗開発や人材交流、各社のノウハウや情報の融合で緊密に連携する。

株探ニュース