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【通貨】あす(2日)の為替相場見通し=米ADP雇用統計など注目

 あすの東京外国為替市場のドル円相場は、この日発表される米国経済指標などに左右される展開となりそうだ。予想レンジは1ドル=119円60~120円80銭、1ユーロ=128円30~129円80銭。きょうから新年度入りとなったが、朝方発表された3月日銀短観は大企業製造業の業況判断指数(DI)が市場予想を下回ったことから、先行きの景気に対する不透明感が台頭。日経平均株価も下落するなか、一時、119円40銭台に下落した。ただ、その後は下値に買いが流入。夕方の欧州時間に入ってからは120円30銭前後まで値を戻している。この日は米国で3月ISM製造業景況感指数と3月ADP雇用統計が発表される。ともに注目度は高く、その結果次第で相場は大きく動く可能性がある。また、ユーロはギリシャ支援を巡る不安から再度、軟調な値動きとなっている。ユーロ安が続けば、ドルや円への値動きに影響が出る可能性がある。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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