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【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:ユニオンツル、千代田インテ、ゼオン、TBグループ

■ユニオンツール <6278> 3,705円  +275 (+8.0%)   11:30現在  東証1部 上昇率3位
 3月31日、ユニオンツル <6278> が決算を発表。15年12月期第1四半期(14年12月-15年2月)の連結経常利益が前年同期比35.1%増の9.3億円に拡大して着地したことが買い材料。国内やアジアでプリント配線板用ドリルの高付加価値品の販売が伸びたことが寄与。円安による収益押し上げ効果も増益に貢献した。同時に、発行済み株式総数の8.18%にあたる170万株(金額で50億3700万円)を上限に自社株TOB(株式公開買い付け)を実施すると発表。株主還元を好感する買いも向かった。

■千代田インテグレ <6915> 2,973円  +65 (+2.2%)   11:30現在
 3月31日、千代田インテ <6915> が15年8月期の連結経常利益を従来予想の38億円→52億円に36.8%上方修正。0.3%減益予想から一転して36.4%増益を見込み、一気に8期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。東南アジア向けの販売好調や円安による収益押し上げ効果で、売上が計画を上回ることが寄与。原価低減や為替差益の発生も上振れに貢献する。前日終値ベースの予想PERが15.8倍→10.3倍に急低下し、割安感が強まったことも買い気を誘った。

■日本ゼオン <4205> 1,118円  +8 (+0.7%)   11:30現在
 ゼオン <4205> が続伸。日経新聞が1日付で「日本ゼオンは2016年、低燃費タイヤの主原料となる合成ゴムの生産能力をシンガポールで現在の2倍に増やす」と報じたことが買い材料視された。報道によると「投資額は70億円程度の見込み。能力増強により、海外の生産能力は国内の能力を上回る」という。シンガポールでの生産倍増による収益拡大を期待した買いが向かった。

■TBグループ <6775> 69円  +30 (+76.9%) ストップ高    11:30現在
 31日に発表した「Oakが同社に向けた成長支援投資」が買い材料。
 TBグループの成長支援を目的にOak <3113> [東証2]が1.71億円のエクイティファイナンスの引き受けを決定。Oakの出資比率は5.01%に。
 31日に発表した「アイフラッグが第三者割当を引き受け」が買い材料。
 アイフラッグが同社の実施する第三者割当増資を引き受け、2.52%を出資。両社の商材・サービスを相互販売することで、販路・商流の拡大などを目指す。
 31日に発表した「子会社が光通信と資本業務提携」が買い材料。
 子会社TOWAが光通信と資本業務提携。TOWAは全国各地の同社製品の販売会社の統括と関東圏での直販を担う。株式譲渡に伴い、15年3月期連結決算で関係会社株式売却益を計上する見通しだが、特別利益額は未確定。

■免疫生物研究所 <4570> 1,180円  +92 (+8.5%) 一時ストップ高    11:30現在
 3月31日、免疫生物研 <4570> [JQG]がアステラス <4503> とヒト型フィブリノゲンを原料とした医薬品の製品化に向けた共同研究をさらに進めるために新たな共同研究契約を締結したと発表したことが買い材料。両社は13年12月に共同研究契約を結び、遺伝子組み換えカイコで生産したヒト型フィブリノゲンを原料とした医薬品の製品化を目指し、有用タンパク質の性状に関する基礎検討と医薬品に向けた製造方法の検討などを進めてきたが、昨年12月に終了。これらの結果を踏まえ、次のステップに進めるため、新たな共同研究を実施する。同社は契約締結により契約一時金を受領するとともに、研究成果に応じたマイルストーンを受け取る権利を得る。発表を受けて、ヒト型フィブリノゲンを原料とした医薬品の実用化に向けた研究の進展に期待する買いが向かった。

■はごろもフーズ <2831> 1,240円  +90 (+7.8%)   11:30現在
 3月31日、はごろも <2831> [東証2] が15年3月期の連結経常利益を12億円→19億円(前期は9.8億円)に58.3%上方修正したことが買い材料。ツナ製品を中心に販売が順調に推移したほか、生産面では円安が進んだものの、主原料のまぐろ・かつおの価格が想定よりも下回ったことなどが寄与する。

■スター・マイカ <3230> 1,298円  +23 (+1.8%)   11:30現在
 3月31日、スターマイカ <3230> [JQ] が決算を発表。15年11月期第1四半期(14年12月-15年2月)の連結経常利益が前年同期比21.4%増の5億円に伸びて着地したことが買い材料。12-2月期としては2年連続で過去最高益(4.1億円)を更新した。主力の中古マンション事業でマンション販売が大きく伸びたことが寄与。保有物件の積み増しで賃料収入が増加したことも大幅増益に貢献した。上期(12-5月)計画の7.5億円に対する進捗率が67.2%に達したことで、業績上振れを期待する買いが向かった。

■SOLHD <6636> 333円  -17 (-4.9%)   11:30現在
 3月31日、SOLHD <6636> [JQ]がオーストラリア証券取引所に上場するA1 INVESTMENTS & RESOURCES(A1)との種子売買契約などを解除すると発表したことが売り材料。同社は子会社を通じて昨年12月末にオーストラリアでA1に対し150万豪ドル相当のスーパーソルガム種子を販売したが、A1は予定していた増資による資金調達が実現できず、支払原資を確保できなかった。同社はA1の支払い延長の要請を拒否し、同国での専属代理店契約50万豪ドル、種子売買契約150万ドルを解除し、既にA1へ納品しているスーパーソルガム種子については全量返品の手続きを行う。契約解除に伴い15年3月期第3四半期に計上したスーパーソルガム種子販売ライセンス4700万円と種子の販売代金1億4100万円、合計1億8800万円の売上を取り消す。

■メッツ <4744> 25円  -2 (-7.4%)   11:30現在
 31日に発表した「4月1日付で監理銘柄(確認中)に指定へ」が売り材料。

■地域新聞社 <2164> 570円  -36 (-5.9%)   11:30現在
 31日に決算を発表。「12-2月期(2Q)経常は24%減益」が嫌気された。
  ⇒⇒地域新聞社の詳しい業績推移表を見る

■アイフラッグ <2759> 68円  +1 (+1.5%)   11:30現在
 31日に発表した「TBグループの第三者割当増資を引受」が買い材料。
 TBグループが実施する第三者割当増資を引き受け、2.52%を出資。両社の商材・サービスを相互販売することで、販路・商流の拡大などを目指す。

■光村印刷 <7916> 273円  +4 (+1.5%)   11:30現在
 31日に発表した「東京への訪日客向け無料アプリを配信」が買い材料。
 日本初となる東京への訪日客の免税ショッピングをサポートする無料のスマートフォン向けアプリをリリース。その他インバウンド・プロモーション支援サービスを開始。

■エスクリ <2196> 1,297円  +15 (+1.2%)   11:30現在
 31日に発表した「みや美の全株式を取得し、子会社化」が買い材料。
 福井県内で有数の規模でブライダルサービスをする提供するみや美の全株式を取得し、子会社化。

■ソーバル <2186> 970円  +10 (+1.0%)   11:30現在
 31日に発表した「アンドールシステムを子会社化」が買い材料。
 アンドールシステムサポート社の株式を取得し子会社化。アンドールシステムサポート社は車載システムの開発、生産ラインや物流搬送設備などの制御システム開発などに強みを持つ。子会社化により組み込み用ソフトとハードの受託開発分野でさらなる業容拡大を目指す。

■アイセイ薬局 <3170> 1,725円  -86 (-4.8%)   11:30現在
 31日に発表した「東証が特設注意市場銘柄に指定」が売り材料。

●ストップ高銘柄
 インプレス <9479> 405円  +80 (+24.6%) ストップ高    11:30現在
 倉元製作所 <5216> 889円  +150 (+20.3%) ストップ高    11:30現在
 江守HD <9963> 552円  +80 (+17.0%) ストップ高    11:30現在
 大泉製作所 <6618> 714円  +100 (+16.3%) ストップ高    11:30現在
 など、5銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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