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【市況】1日の株式相場見通し=米株式の大幅反落を受け続落

 1日の東京株式市場は続落する可能性が高そうだ。名実ともに新年度相場入りとなるが、目先はやや旗色が悪くなっている。ここ主力大型株に買い疲れ感が垣間見られ、慎重な空気も漂う。また、3月31日の米株式市場で、NYダウ平均株価が前日比200ドル安と反落したことも売り材料となりそうだ。
 3月31日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比200ドル安の1万7776ドルと大幅反落。前日のNYダウ平均株価急上昇の反動もあり、利益確定の売りが先行する展開となった。また、NY原油先物価格の下落や、外国為替市場でのドル高進行も売りに拍車を掛けるかたちとなった。ナスダック総合指数は、同46ポイント安の4900と反落した。
 1日早朝の東京株式市場では、1ドル=120円を挟んでの小動きとなっている。
 日程面では、寄り前発表の3月の日銀短観が注目だ。また、3月の新車販売台数や大手百貨店の売上高速報などが予定されている。海外では米国で重要指標が目白押し。3月の米ISM製造業景況感指数や米新車販売台数が発表されるほか、3月のADP全米雇用リポートも予定される。米国以外では3月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)も注目度が高い。このほか、3月の韓国貿易統計や韓国消費者物価指数(CPI)も予定される。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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