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【経済】電気自動車でも中国勢が存在感、販売上位20車種に6車種ランクイン


純電気自動車(EV)とプラグインハイブリッド車(PHV)を合わせた電気自動車の2014年販売台数で、上位20車種のうち中国勢が6車種を占めたことが分った。比亜迪(BYD)の「秦」は1万4747台(比較なし)を販売。中国車トップの座を確保し、世界7位にランキングされたという。盖世汽車網が24日に伝えた。
これに吉利汽車系の浙江康迪電動汽車「K10」が1万22台(比較なし)と続く。1万台の大台を突破し、中国2位・世界10位に食い込んだ。以下、世界12位の奇瑞汽車「QQ3」は7866台(前年比57.1%増)、世界13位の浙江衆泰汽車「E20」は7341台(比較なし)、世界16位の北京汽車「E150/E200」は5234台(比較なし)、世界20位のBYD「e6」は3611台(114.4%増)が売られている。
一方、世界首位は日産「リーフ」で6万1027台(28.5%増)を販売した。2位は三菱「アウトランダー」で3万1689台(71.8%増)、3位はテスラ「モデルS」で3万1623台(42.5%増)、4位はシボレー「ボルト」で2万1293台(24.6%減)、5位はトヨタ「プリウス」で1万9018台(17.6%減)など。
世界全体では、電気自動車の販売が前年比50.8%増の31万7895台に拡大した。うち12月は、3万7034台を売り上げている。広義の電気自動車マーケットは、これよりも大きい可能性が高い。この統計には、中国やインドで多用される低速電気自動車などが含まれていないためだ。


【亜州IR】

《ZN》

 提供:フィスコ

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