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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):イチカワ、ユシロ、ライトオン、倉元

■イチカワ <3513> 306円  +18 (+6.3%)   本日終値  東証1部 上昇率8位
 23日、イチカワ <3513> が発行済み株式総数の16.76%にあたる500万株の自社株を消却すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。消却予定日は30日。

■ユシロ化学工業 <5013> 1,597円  +29 (+1.9%)   本日終値
 23日、ユシロ <5013> が発行済み株式総数の8.55%にあたる130万株の自社株を消却すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。消却予定日は3月25日。

■ライトオン <7445> 844円  +14 (+1.7%)   本日終値
 23日、ライトオン <7445> が月次売上動向を発表。3月度の既存売上高が前年同月比5.8%増と2ヵ月連続でプラスとなったことが買い材料視された。前年と比べて暖かい日が多かったことから一重アウターのなど春物商品が堅調に推移。また、メンズでは長袖プルオーバー、ウィメンズでは長袖の羽織物の売上が好調だった。会員の100万人突破を記念したキャンペーンの効果で既存店客数は10.9%増となった。

■倉元製作所 <5216> 358円  -63 (-15.0%) 一時ストップ安    本日終値
 23日、東証と日証金が倉元 <5216> [JQ]について24日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施すると発表したことが嫌気された。東証は委託保証金率を現行の30%以上→50%以上(うち現金を20%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の30%→50%(うち現金を20%)とする。信用規制による人気離散を警戒した売りが向かった。

■クラウディア <3607> 638円  -38 (-5.6%)   本日終値  東証1部 下落率3位
 23日、クラウディア <3607> が15年8月期の連結経常利益を従来予想の7億円→2億1000万円に70.0%下方修正。17.8増益予想から一転して64.6%減益見通しとなったことが売り材料。ホールセール事業やショップ事業、式場事業の全ての事業部門で売上が想定を下回ったことが響く。販売費や一般管理費の削減は計画を上回る進捗となったものの売上高の下振れ(計画比5.9%減)を埋め切れない。業績悪化に伴い、年間配当は従来計画の30円→15円(前期は1→2の株式分割前で40円)に修正。15年2月に実施した1→2の株式分割を考慮すると、実質50.0%減額修正したことも売り気を誘った。

■ストライダーズ <9816> 87円  +3 (+3.6%)   本日終値
 23日に発表した「タイで『ビジネスクラブ』を共同運営」が買い材料。
 タイで現地KU DE TA社と業務提携。会員制「ビジネスクラブ」を共同運営。「ビジネスクラブ」は日系進出企業のエグゼクティブと日本本社または現地合弁パートナーとの会談、プレス発表などのビジネス面での多機能性に加えて、アジアの経営者たちの交流場所として位置づける。

■セブンシーズ <3750> 1,534円  +34 (+2.3%)   本日終値
 23日に業績修正を発表。「今期経常を一転40%増益に上方修正」が好感された。
 セブンシーズ <3750> [東証2] が3月23日大引け後(17:10)に業績修正を発表。15年3月期の連結経常利益を従来予想の2.7億円→4.2億円(前期は2.9億円)に55.6%上方修正し、一転して40.5%増益見通しとなった。
  ⇒⇒セブンシーズの詳しい業績推移表を見る

■リアルビジョン <6786> 729円  +14 (+2.0%)   本日終値
 23日に発表した「クーポンチケット贈呈の株主優待導入」が買い材料。
 株主優待制度を導入。毎年3月末現在で100株以上保有の株主を対象に、グローバルショッピングサイト「Fancy」で利用できるクーポンチケット(5ドル相当分)を贈呈する。

■東京ボード工業 <7815> 1,838円  +30 (+1.7%)   本日終値
 23日に業績修正を発表。「未定だった今期配当は18円増配」が好感された。
 東京ボード <7815> [東証2] が3月23日大引け後(17:00)に配当修正を発表。従来未定としていた15年3月期の期末一括配当は30円(前期は12円)実施する方針とした。
  ⇒⇒東京ボード工業の詳しい業績推移表を見る

■ファルコHD <4671> 1,480円  +21 (+1.4%)   本日終値
 23日に発表した「ヒト遺伝子検査の受託契約状況を公表」が買い材料。
 中核事業会社のファルコバイオシステムズが提供する遺伝性乳がん・卵巣がん症候群(HBOC)を診断するためのBRCA1/BRCA2遺伝子検査受託サービスで、同遺伝子検査が受けられる契約医療機関が47都道府県全てで整い、空白都道府県がなくなった。契約医療機関数は現在177施設。

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