市場ニュース

戻る
 

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):santec、重松製、高千穂交易、日証金

■santec <6777> 609円  +100 (+19.7%) ストップ高    本日終値
 20日、santec <6777> [JQ] が15年3月期の連結経常利益を1.9億円→4.3億円に2.3倍上方修正。従来の38.1%減益予想から一転して41.7%増益見通しとなったことが買い材料。中長距離向け光部品の販売低迷で売上は計画を若干下回るものの、利益率の高い製品の販売が大きく伸び、採算が急改善する。円安による収益押し上げ効果や為替差益の発生も利益を大きく押し上げる。併せて、会社設立35周年記念配当を実施する形で、期末一括配当を6円→10円に増額修正した。前日終値ベースの予想PERが20.3倍→12.8倍に急低下し、割安感が強まったことも買いに拍車を掛けた。

■重松製作所 <7980> 771円  +50 (+6.9%)   本日終値
 20日、重松製 <7980> [JQ]が15年3月期の経常利益(非連結)を2.3億円→3.2億円に39.1%上方修正。増益率が25.7%増→74.9%増に拡大する見通しとなったことが買い材料。原子力発電所向け呼吸用保護具や産業用防塵・防毒マスクの受注が想定より伸び、売上が計画を8.7%も上回ることが利益を押し上げる。業績上振れに伴い、期末一括配当を7.5円→10円(前期は10円)に増額修正したことも買いに拍車を掛けた。

■高千穂交易 <2676> 1,067円  -23 (-2.1%)   本日終値
 20日、高千穂交易 <2676> が15年3月期の連結経常利益を11.6億円→8.2億円(前期は11.3億円)に29.3%下方修正し、一転して27.6%減益見通しとなったことが売り材料。製造業向け販売が多いデバイスセグメントは好調だったが、システムセグメントでは消費増税により設備投資先送りなどの影響を受けたほか、円安による商品調達コストの増加が響く。

■日本証券金融 <8511> 810円  +30 (+3.9%)   本日終値
 23日に発表した「日本証券金融、自社株の消却を発表」が買い材料視された。
 自己株式の消却に関するお知らせ
  ⇒⇒日本証券金融の会社開示情報を見る

■日本商業開発 <3252> 1,980円  +71 (+3.7%)   本日終値
 20日に業績修正を発表。「今期経常を18%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も3円増額」が好感された。
 日本商業開発 <3252> [名証] が3月20日大引け後(16:30)に業績・配当修正を発表。15年3月期の連結経常利益を従来予想の24.6億円→29億円(前期は9.7億円)に17.9%上方修正し、増益率が2.5倍→3.0倍に拡大し、従来の7期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。
  ⇒⇒日本商業開発の詳しい業績推移表を見る

■もしもしホットライン <4708> 1,442円  +37 (+2.6%)   本日終値
 20日に発表した「コールセンター支援の合弁会社を設立」が買い材料。
 子会社がソニーモバイルとスマートフォン用アプリを活用したコールセンター支援サービスを提供する合弁会社を設立する。

■クボタ <6326> 1,992円  +46 (+2.4%)   本日終値
 20日に発表した「0.3%の自社株消却を実施」が買い材料。
 20日、クボタ <6326> が発行済み株式総数の0.3%にあたる400万株の自社株を消却すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。消却予定日は31日。

■明星工業 <1976> 646円  +13 (+2.1%)   本日終値
 20日に発表した「6.31%の自社株消却を実施」が買い材料。
 20日、明星工 <1976> が発行済み株式総数の6.31%にあたる400万株の自社株を消却すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。消却予定日は31日。

■オンコリス <4588> 662円  +36 (+5.8%)   本日終値
 20日に発表した「OBP-801の前立腺がん抑制効果を発表」が買い材料。
 新規エピジェネティックがん治療薬「OBP-801」の前立腺がんに対する抑制効果について国際病理学会で発表する。

■ファンクリG <3266> 287円  +8 (+2.9%)   本日終値
 20日に発表した「グループ2社の太陽光発電設備を譲渡」が買い材料。
 連結対象2社の太陽光発電事業用の設備を譲渡。それぞれ前期売上高の10%以上増加、経常利益の30%以上増加、純利益の30%以上増加が見込まれる予定。

株探ニュース

株探からのお知らせ

    日経平均