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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):ライフコーポ、菱洋エレク、スクリン、ジャックス

■ライフコーポレーション <8194> 2,158円  +210 (+10.8%)   本日終値  東証1部 上昇率4位
 ライフコーポ <8194> が続急騰。日経新聞が21日付で「食品スーパー大手、ライフコーポレーションの2015年2月期の連結営業利益は110億円弱と前の期に比べて約4割増えたもようだ」と報じたことが買い材料視された。報道によると「2割弱の増益を見込んでいた従来予想をさらに20億円程度上回る。店舗改装で集客力を高め、得意の総菜などを強化したことで既存店売上高が堅調に推移した」という。4月10日に予定している15年2月期決算発表を控え、好調な決算を期待した買いが向かった。

■菱洋エレクトロ <8068> 1,515円  +115 (+8.2%)   本日終値  東証1部 上昇率7位
 20日、菱洋エレク <8068> が発行済み株式数(自社株を除く)の2.4%にあたる60万株(金額で9億6000万円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は3月23日から6月30日まで。

■スクリン <7735> 966円  +60 (+6.6%)   本日終値
 20日に業績修正を発表。「今期配当を2円増額修正」が好感された。
 スクリン <7735> が3月20日大引け後(16:00)に配当修正を発表。15年3月期の期末一括配当を従来計画の5円→7円(前期は3円)に大幅増額修正した。
  ⇒⇒スクリンの詳しい業績推移表を見る

■ジャックス <8584> 652円  +37 (+6.0%)   本日終値
 20日、ジャックス <8584> が17年度までの中期3ヵ年経営計画を発表。17年度に連結経常利益200億円(15年3月期計画は132億円)を目指すとしたことが買い材料視された。営業収益は1364億円、ROEは9%以上を目標としている。三菱UFJ <8306> との連携で海外事業や新事業の展開を加速させることに加え、子会社とのグループ力の強化を図る。また、経営資源の戦略的活用で競走優位となる先進性を追求するなどを掲げている。

■大塚家具 <8186> 1,610円  +84 (+5.5%)   本日終値
 20日、東証が23日売買分から大塚家具 <8186> [JQ]に対する信用取引の臨時措置(委託保証金率を50%以上[うち現金20%以上]とする)を解除すると発表したことが好感された。日証金も増担保金徴収措置の解除を発表しており、信用規制の解除により、資金流入の活発化を期待する買いが向かった。

■サントリBF <2587> 4,915円  +150 (+3.2%)   本日終値
 サントリBF<2587>が4日ぶりに大幅反発し3月6日に付けた最高値を更新。NHK朝ドラ「マッサン」放送の前週視聴率は1日、週間とも最高を更新し、12月前半にかけて落ち込んだところから一転、視聴率アップとなっており、モデルとなった同社株価を押し上げる格好に。2月3日に4000円割れした後は今月6日まで連続で上場来高値を更新し、4970円と上げてきた。13年10月に最安値3090円を付けた後、14年以降は概ね75日、200日移動平均線沿いの上昇基調が続いている。上場に備えた12年12月期連結決算は2ケタ増収経常小幅減益も13年、14年12月期と2ケタ増収2割超経常増益と拡大。2月発表の今12月期は売上高前期比3.4%の1兆3000億円、経常利益7.0%増の880億円と前期までの2期連続2割超増から縮小見通しも3期連続増。1株利益は135.9円。PER36倍台も、増額修正期待が後押しするうえ、需給面も高値更新で回転が効く格好となっており、マッサン人気が相場を後押しする格好。  

■岩井コスモ <8707> 1,650円  +39 (+2.4%)   本日終値
 20日、岩井コスモ <8707> が未定としていた15年3月期の期末配当は50円(前期末は45円)実施する方針としたことが買い材料。普通配当40円に創業100周年記念配当10円を上積みする形で、合計50円を実施する。前日終値ベースの期末配当利回りが3.1%と高水準になり、配当権利日が間近なだけに配当狙いの買いが向かった。

■日本曹達 <4041> 738円  +15 (+2.1%)   本日終値
 20日、日曹達 <4041> が15年3月期の連結経常利益を131億円→145億円(前期は97.4億円)に10.7%上方修正し、期末一括配当も従来計画の8円→10円(前期は8円)に増額修正したことが買い材料視された。5期ぶりに過去最高益を更新する従来計画をさらに上回る。為替が円安に進んだことや持分法適用会社の好調が背景。化学品部門の減損損失17.6億円を計上するため最終利益は106億円→104億円(前期は58.3億円)に下方修正したがそれでも前期比で大幅な増益となる。

■モリタホールディングス <6455> 1,175円  +15 (+1.3%)   本日終値
 20日、モリタHD <6455> が15年3月期の年間配当を従来計画の18円→20円(前期は18円)に増額修正したことが買い材料視された。下期配当を従来の9円→11円(前年同期は9円)にし、上期配当の9円と合わせて20円となる。業績が計画通り順調に推移していることから2円の増配を決めたという。同社は15年3月期に経常利益74億円、最終利益42億円を計画している。

■ジェイテック <2479> 393円  +80 (+25.6%) ストップ高    本日終値
 20日、東証が23日売買分からジェイテック <2479> [JQG]に対する信用取引の臨時措置(委託保証金率を50%以上[うち現金20%以上]とする)を解除すると発表したことが好感された。日証金も増担保金徴収措置の解除を発表しており、信用規制の解除により、資金流入の活発化を期待する買いが向かった。

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