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【材料】オンコリスバイオが続伸、がん治療薬「OBP-801」に関する研究成果を国際病理学会で報告

 オンコリスバイオファーマ<4588>が続伸。前週末20日の取引終了後、開発中の新規エピジェネティックがん治療薬「OBP-801」の前立腺がんに対する抑制効果について、名古屋市立大学・佐藤慎哉氏などが3月21日から3月27日に開催されている国際病理学会(USCAP)で発表が行われるとしており、これを好感した買いが入っている。
 進行性前立腺がんは第一選択薬であるアンドロゲン除去療法を継続すると、ホルモン抵抗性になり、アンドロゲン非依存的な進行性前立腺がんが再燃するケースがあるといわれているが、今回の名古屋市立大の研究結果から、「OBP-801」はアンドロゲン依存性とアンドロゲン非依存性の両方に対する腫瘍抑制効果を有することが検証されたとしている。

オンコリスバイオの株価は10時51分現在655円(△29円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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