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【通貨】来週の為替相場見通し=米経済指標への注目続く

 来週の東京外国為替市場のドル円相場は、米経済指標の結果に一喜一憂する展開となりそうだ。予想レンジは1ドル=119円50~122円00銭、1ユーロ=127円50~131円00銭。この週は18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果に関心が集中した。FOMCの声明文では「忍耐強く」という言葉が削除されたが、国内総生産(GDP)見通しなどは引き下げており、強弱入り混じる内容だった。このため、米利上げ時期に不透明感が残り、FOMC後も120円中盤を中心とするもみ合い展開が続いた。
 来週も米経済指標やNYダウの動向などに左右される展開が続きそうだ。特に、23日発表の米2月中古住宅販売件数や24日の米2月消費者物価指数、27日の米10~12月期GDP確報値などが注目されそうだ。
 また、24日には中国3月HSBC製造業PMIの発表が予定されており、その結果も市場の関心を集めそうだ。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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