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【材料】ファーストロジは6連騰、高収益モデルに再注目の動き

 ファーストロジック<6037>が6連騰で2月23日以来約1カ月ぶりに株価を2300円台に乗せてきた。2月18日にマザーズに上場した直近IPO銘柄で、個人向け投資用不動産情報のポータルサイトを運営する。ここ全体相場はデフレ脱却を底流に出遅れ感のあった不動産セクターに物色の流れが向いており、なかで値動きの速い中小型不動産関連株に短期資金が集まる傾向が強く、同社株にもその動きが波及している。同社は掲載物件では業界トップクラスであり、時価PERは53倍台と高いものの「売上高営業利益率50%の高収益ビジネスモデルを確立している」(業界担当アナリスト)ことから成長期待の高さが買いの根拠となっている。15年7月期は営業利益段階で前期比34.7%増の3億6900万円を見込んでいるが「増額修正の余地が大きい」(同)という見方も物色人気を後押ししているようだ。

ファーストロジの株価は11時11分現在2317円(△136円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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