【市況】マザーズ指数は小幅続伸、25日線水準では伸び悩む／マザーズ市況

　本日のマザーズ市場は、外部環境の好転を受けて買いが優勢となったが、週末要因からの手仕舞い売り圧力も強まり、日経平均と比較すると上げ幅は限定的にとどまった。結局、引き続き25日線水準が上値抵抗となる格好に。ｇｕｍｉ<3903>の業績下方修正が響き、直近IPO銘柄が軟化したことも上値の重さにつながる。なお、マザーズ指数は続伸、売買代金は概算で1006.88億円。騰落数は、値上がり85銘柄、値下がり107銘柄、変わらず9銘柄となった。
　個別では、スノーピーク<7816>が連日のストップ高。Ｊストリーム<4308>もフジテレビ電子コミック配信サービスのWebサイト構築・運用を担当と伝わり急伸。ＯＴＳ<4564>、ＳｏｓｅｉＧ<4565>などのバイオ関連も好材料表面化で買われる。ＩＴＢＯＯＫ<3742>が急伸で、モブキャス<3664>、リアルワールド<3691>なども続伸。売買代金首位のシリコンスタジ<3907>も堅調。一方、カヤック<3904>、ＡＬＢＥＲＴ<3906>、ＦＦＲＩ<3692>など直近IPO銘柄が売り優勢。アクロディア<3823>が大幅続落で、ＧＮＩ<2160>、ＡＣＣＥＳＳ<4813>などもさえない。
《KS》

　提供：フィスコ