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【通貨】あす(6日)の為替相場見通し=雇用統計控え様子見姿勢も

 あすの東京外国為替市場のドル円相場は、米2月雇用統計の発表を前に様子見姿勢を強める展開が予想される。予想レンジは1ドル=119円30~120円30銭、1ユーロ=131円70~133円20銭。この日は、118円80銭前後を中心とする往来相場が続いた。米国景気動向への関心は強く上下に動きにくい状況にある。あすは、市場の注目を集める米2月雇用統計が発表される。市場では非農業部門雇用者数が23万5000人増、失業率5.6%を予想する見方が出ている。一時に比べ米国の6月利上げ観測は後退したが、その内容次第では再度早期利上げ説が浮上する可能性もあるだけに、結果が注目される。また、ユーロは対ドルで2003年9月以来の水準に下落している。欧州中央銀行(ECB)による量的緩和が今月から開始され、その影響が注目されている。ユーロが一段安となった場合、ドル円相場に影響が出ることもあり得る。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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