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【通貨】あす(5日)の為替相場見通し=米ADP雇用統計など注視

 あすの東京外国為替市場のドル円相場は、米ADP雇用統計などの結果に左右されそうだ。予想レンジは1ドル=119円00~120円20銭、1ユーロ=132円50~133円80銭。この日は、全般手掛かり材料難となるなか、方向感は乏しく119円70銭前後での取引が続いた。120円近辺への戻り場面では上値が重くなっており、ドル円相場は目先、膠着状態となっている。米国の景気動向への関心が高まるなか、きょうは6日の米雇用統計の前哨戦として注目を集める米ADP雇用統計の発表が予定されている。市場予想は21万9000人の増加であり、その結果があすの相場を左右することになりそうだ。また、米2月ISM非製造業景況感指数の発表も予定されている。同指数は市場では56.5前後が予想されている。これらの米経済指標の内容が良好な結果となった場合、ドル円相場は120円突破へ弾みをつける展開も期待できる。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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