米株
【市況】【↓】日経平均 大引け｜大幅続落、欧米株安・過熱感の反動で利益確定売り(3月4日)
日経平均株価
始値 18716.78
高値 18732.66(14:05)
安値 18586.84(09:58)
大引け 18703.60(前日比 -111.56 、 -0.59％ )
売買高 21億3732万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆3142億円 (東証1部概算)
-----------------------------------------------------------------
■本日のポイント
１．日経平均は大幅続落、一時は1万8600円を割る
２．欧米株安を嫌気。短期過熱も警戒され利益確定売り
３．売り一巡後は押し目買いに支えられて下げ幅を縮小
４．銀行、証券など金融株の下げが目立つ
■東京市場概況
前日の米国市場では、ダウは85ドル安と反落した。イスラエル首相の米議会演説を受けて、地政学的リスクを警戒する売りが優勢となった。
東京市場では、日経平均は111円安と大幅続落し、一時は1万8600円を4日ぶりに割り込んだ。JPX日経400、TOPIXはともに5日ぶりに反落。
米欧株安や円安一服を受けて、売りが優勢となった。テクニカル指標の過熱感も高まっていただけに、上昇をサポートしてきた5日移動平均を下回って寄り付いたことで、利益確定売りが加速。一時は228円安まで下落する場面もあった。
三菱ＵＦＪ <8306> など銀行業、野村 <8604> など証券商品先物といった金融株が下げ、いすゞ <7202> などの輸送用機器、ＩＨＩ <7013> をはじめとする機械など輸出関連株にも売りが広がり、東証1部の値下がり銘柄数は1100を超えた。
もっとも、市場では年金資金の買いなどによる需給改善への期待は根強く、短期調整と割り切る向きも多い。売り一巡後は押し目買いをテコに切り返し、下げ幅を縮め1万8700円台を確保して引けた。
日経平均への寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、武田 <4502> 、ガイシ <5333> 、ファナック <6954> 、コムシスＨＤ <1721> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約15円と限定的。
一方、マイナス寄与の上位5銘柄はソフトバンク <9984> 、東エレク <8035> 、ＫＤＤＩ <9433> 、信越化 <4063> 、デンソー <6902> 。押し下げ効果は約52円。うち17円はソフトバンク1銘柄によるもの。
東証33業種のうち上昇は5業種。上昇率の上位から(1)空運業、(2)鉱業、(3)鉄鋼、(4)医薬品、(5)石油石炭製品。一方、下落率の上位5業種は(1)金属製品、(2)保険業、(3)銀行業、(4)情報・通信業、(5)倉庫運輸関連。
■個別材料株
△綜合臨床ＨＤ <2399>
上期経常を一転して2％増益に29％上方修正。
△アダストリア <2685>
ポイントの2月の既存店売上高は8.6％増。
△リアルワルド <3691> [東証Ｍ]
ラクスルとネット印刷で提携。新サービス開始。
△ガイシ <5333>
SMBC日興証が「1」に格上げ、目標株価3000円を継続。
△ゼネラルパ <6267> [ＪＱ]
今期経常を一転して28％増益に上方修正。配当を9円に2円上積み。
△西鉄 <9031>
今期経常を10％上方修正。
△アイエスビー <9702> [東証２]
東証1部に指定替え。
▲ＳＵＭＣＯ <3436>
公募増資で最大600億円を調達。新日鉄住金と三菱マが保有の同社株を一部売却の方針。
▲シャープ <6753>
S&Pが長期格付けを「B+」→「CCC+」に一気に3段階格下げ。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)デリカフーズ <3392> 、(2)東京機 <6335> 、(3)テクスエンジ <1819> 、(4)アダストリア <2685> 、(5)山九 <9065> 、(6)共栄タ <9130> 、(7)ヤオコー <8279> 、(8)日無線 <6751> 、(9)田淵電 <6624> 、(10)ウェルネット <2428> 。
値下がり率上位10傑は(1)ＳＵＭＣＯ <3436> 、(2)シャープ <6753> 、(3)シンフォニア <6507> 、(4)三井住友建設 <1821> 、(5)ファインデ <3649> 、(6)日立国際 <6756> 、(7)新明和 <7224> 、(8)青山商 <8219> 、(9)前田工繊 <7821> 、(10)サイバネット <4312> 。
【大引け】
日経平均は前日比111.56円(0.59%)安の1万8703.60円。ＴＯＰＩＸは前日比9.82(0.64%)安の1517.01。出来高は概算で21億3732万株。値上がり銘柄数は595、値下がり銘柄数は1127となった。日経ジャスダック平均は2426.84円(0.30円高)。
［2015年3月4日］
(「株探」編集部)
始値 18716.78
高値 18732.66(14:05)
安値 18586.84(09:58)
大引け 18703.60(前日比 -111.56 、 -0.59％ )
売買高 21億3732万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆3142億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
１．日経平均は大幅続落、一時は1万8600円を割る
２．欧米株安を嫌気。短期過熱も警戒され利益確定売り
３．売り一巡後は押し目買いに支えられて下げ幅を縮小
４．銀行、証券など金融株の下げが目立つ
■東京市場概況
前日の米国市場では、ダウは85ドル安と反落した。イスラエル首相の米議会演説を受けて、地政学的リスクを警戒する売りが優勢となった。
東京市場では、日経平均は111円安と大幅続落し、一時は1万8600円を4日ぶりに割り込んだ。JPX日経400、TOPIXはともに5日ぶりに反落。
米欧株安や円安一服を受けて、売りが優勢となった。テクニカル指標の過熱感も高まっていただけに、上昇をサポートしてきた5日移動平均を下回って寄り付いたことで、利益確定売りが加速。一時は228円安まで下落する場面もあった。
三菱ＵＦＪ <8306> など銀行業、野村 <8604> など証券商品先物といった金融株が下げ、いすゞ <7202> などの輸送用機器、ＩＨＩ <7013> をはじめとする機械など輸出関連株にも売りが広がり、東証1部の値下がり銘柄数は1100を超えた。
もっとも、市場では年金資金の買いなどによる需給改善への期待は根強く、短期調整と割り切る向きも多い。売り一巡後は押し目買いをテコに切り返し、下げ幅を縮め1万8700円台を確保して引けた。
日経平均への寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、武田 <4502> 、ガイシ <5333> 、ファナック <6954> 、コムシスＨＤ <1721> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約15円と限定的。
一方、マイナス寄与の上位5銘柄はソフトバンク <9984> 、東エレク <8035> 、ＫＤＤＩ <9433> 、信越化 <4063> 、デンソー <6902> 。押し下げ効果は約52円。うち17円はソフトバンク1銘柄によるもの。
東証33業種のうち上昇は5業種。上昇率の上位から(1)空運業、(2)鉱業、(3)鉄鋼、(4)医薬品、(5)石油石炭製品。一方、下落率の上位5業種は(1)金属製品、(2)保険業、(3)銀行業、(4)情報・通信業、(5)倉庫運輸関連。
■個別材料株
△綜合臨床ＨＤ <2399>
上期経常を一転して2％増益に29％上方修正。
△アダストリア <2685>
ポイントの2月の既存店売上高は8.6％増。
△リアルワルド <3691> [東証Ｍ]
ラクスルとネット印刷で提携。新サービス開始。
△ガイシ <5333>
SMBC日興証が「1」に格上げ、目標株価3000円を継続。
△ゼネラルパ <6267> [ＪＱ]
今期経常を一転して28％増益に上方修正。配当を9円に2円上積み。
△西鉄 <9031>
今期経常を10％上方修正。
△アイエスビー <9702> [東証２]
東証1部に指定替え。
▲ＳＵＭＣＯ <3436>
公募増資で最大600億円を調達。新日鉄住金と三菱マが保有の同社株を一部売却の方針。
▲シャープ <6753>
S&Pが長期格付けを「B+」→「CCC+」に一気に3段階格下げ。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)デリカフーズ <3392> 、(2)東京機 <6335> 、(3)テクスエンジ <1819> 、(4)アダストリア <2685> 、(5)山九 <9065> 、(6)共栄タ <9130> 、(7)ヤオコー <8279> 、(8)日無線 <6751> 、(9)田淵電 <6624> 、(10)ウェルネット <2428> 。
値下がり率上位10傑は(1)ＳＵＭＣＯ <3436> 、(2)シャープ <6753> 、(3)シンフォニア <6507> 、(4)三井住友建設 <1821> 、(5)ファインデ <3649> 、(6)日立国際 <6756> 、(7)新明和 <7224> 、(8)青山商 <8219> 、(9)前田工繊 <7821> 、(10)サイバネット <4312> 。
【大引け】
日経平均は前日比111.56円(0.59%)安の1万8703.60円。ＴＯＰＩＸは前日比9.82(0.64%)安の1517.01。出来高は概算で21億3732万株。値上がり銘柄数は595、値下がり銘柄数は1127となった。日経ジャスダック平均は2426.84円(0.30円高)。
［2015年3月4日］
(「株探」編集部)
