【市況】４日の株式相場見通し＝欧米株安を嫌気して続落

　４日の東京株式市場は、前日の欧米株式相場下落を嫌気して売り優勢で続落のスタートとなりそうだ。
　３日の米株式市場では、ＮＹダウ平均株価が前週末比８５ドル安の１万８２０３ドルと反落した。ＮＹダウ平均株価は、前日までの過去最高値更新を受けて利益確定の売りが優勢となった。ナスダック総合指数は、同２８ポイント安の４９７９と反落した。
　４日早朝の東京外国為替市場では、１ドル＝１１９円６０銭台での推移となっている。
　日程面では、ラオスのトンシン首相が訪日する（滞在は７日まで）。また、原子力規制委員会が開催される。海外では午前中に豪州の１０～１２月期ＧＤＰ、日本時間夜には米２月のＡＤＰ雇用統計や２月のＩＳＭ非製造業景況感指数の発表が予定され要注目となる。このほか、英国では５日までの日程でＢＯＥ金融政策委員会が催される。


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）