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【材料】東映が8日続伸し7年7カ月ぶり800円台を回復、想定以上の大型作品上映へ

 東映<9605>が8日続伸し、07年7月以来、7年7カ月ぶりに800円台に乗せてきた。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が23日付で投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウエート」とし、目標株価を550円から1040円に引き上げたことをきっかけに上げが加速している。同証券では従来、大型自社作品不足時期の定常的な利益水準(営業利益90億円台)が当面続くと見込んでいたが、16年3月期は「ドラゴンボールZ」(前作興行収入29.9億円)、「海難1890」、17年3月期は「ワンピース」(同68.7億円)など、想定以上の大型作品が上映されるもよう。さらに「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」(前作国内興行収入91.7億円)など15、16年ともに大型洋画作品の上映が見込まれており、16年3月期以降は営業増益に転じ、17年3月期は過去最高営業利益142億円になると見方を変えている。このほかにも、4月の「王妃の館」、「プリキュア」シリーズなどの公開も控えており、話題面でも関心を集めそうだ。

東映の株価は11時30分現在808円(△36円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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