【テク】日経平均テクニカル:過熱を冷ましながらのじり高か
日経平均は6営業日ぶりに小反落。連日で最高値を更新したが、過熱警戒感が強まるなか、利益確定の動きに。ただし、下値では年金資金が流入しているとの観測もあり、狭いレンジ内での値動きに。上昇する5日線に沿った下値切り上げの形状は継続。ボリンジャーバンドでは+2σを下回っており、過熱感は若干和らいだ格好に。MACDはシグナルとの乖離は拡大傾向にあり、陽転シグナルは継続。一目均衡表では上昇する転換線が支持線として機能している。目先は過熱を冷ましながらのじり高がりそうだが、トレンド崩れ難く、2000年4月高値の20833円を意識。5日線下回る局面では、短期的な調整を意識か。
《KO》
提供:フィスコ