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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):カナデン、OTS、カシオ、住友大阪

■カナデン <8081> 873円  +43 (+5.2%)   本日終値
 24日に発表した「カナデン、自社株の消却を発表」が買い材料視された。
 自己株式の消却に関するお知らせ
  ⇒⇒カナデンの会社開示情報を見る

■オンコセラピ <4564> 440円  +21 (+5.0%)   本日終値
 23日に発表した「塩野義とがんワクチンの3相治験で覚書」が買い材料。
 塩野義製薬とがん特異的ペプチドワクチンS-588410の第Ⅲ相臨床試験実施で覚書。

■カシオ計算機 <6952> 2,090円  +80 (+4.0%)   本日終値
 カシオ <6952> が4日続伸。日経新聞が24日付で「カシオ計算機は高級腕時計の国内生産を6割増強する」と報じたことが買い材料視された。報道によると「訪日外国人の増加を受けて販売が好調なためで、主力工場の山形カシオ(山形県東根市)で10万円以上の商品を生産するラインの能力を8月までに月1万6千本に増やす」としている。為替の円安で輸出も伸びており、さらなる増産による販売増を期待した買いが向かった。

■住友大阪セメント <5232> 369円  +11 (+3.1%)   本日終値
 住友大阪 <5232> が大幅続伸。日経産業新聞が24日付で「住友大阪セメントは光通信システムの中核部品である『LN変調器』の高級機種を増産する」と報じたことが買い材料視された。報道によると「子会社のスミテック(浜松市)の設備を増強し、伝送速度の速い高級機種の生産能力を現状と比べ4割高める」という。同社ではLN変調器を含む光電子部門で16年度に、14年度見込み比8%増の80億円以上の売上高を目指すとしており、将来的な業績への寄与に期待した買いが向かった。

■日本水産 <1332> 388円  +3 (+0.8%)   本日終値
 日水 <1332> が小幅ながら変わらずを挟み5日続伸。去る5日13時に発表した2015年4-12月期(3Q累計)経常利益が前年同期比84.5%増の207.85億円と通期計画200億円を超過達成したことを見直す動きが続いているようだ。

■高砂香料工業 <4914> 563円  +1 (+0.2%)   本日終値
 23日、高砂香 <4914> が16年3月期に固定資産売却益8億1200万円を特別利益に計上すると発表したことが買い材料視された。シンガポール子会社の事務所移転に伴い、旧本社や工場の土地リース権と建物を売却し、譲渡益が発生することとなった。特別利益が計上されるのは来期となるが、先回り的な買いが向かった。

■北越工業 <6364> 999円  -54 (-5.1%)   本日終値  東証1部 下落率6位
 23日、北越工 <6364> が自己株処分による25万株の売り出しとオーバーアロットメントによる売り出しに伴う上限25万株、資産管理サービス信託銀行を割り当てとする15万株の自己株処分を実施するほか、既存株主による150万株の株式売り出しを発表。売り出し株数は最大で215万株で発行済み株数総数の約7.1%に相当することから、株式需給悪化が嫌気された。売出価格は3月3日から3月5日までのいずれかの日に決定。自己株処分による調達資金約6億円については米国子会社への融資資金や運転資金に充てる。

■菱電商事 <8084> 815円  -35 (-4.1%)   本日終値
 23日、菱電商 <8084> が15年3月期の連結経常利益を従来予想の59.7億円→43億円(前期は56.4億円)に28.0%下方修正し、一転して23.8%減益見通しを示したことが嫌気された。FA・環境システム部門において、首都圏を中心に大手設備業者向け案件が低迷したことから、冷熱住機が伸び悩んだ。エレクトロニクス部門は堅調に推移するもののカバーできない見通し。

■ジーンズメイト <7448> 286円  +35 (+13.9%)   本日終値  東証1部 上昇率トップ
 23日に発表した「2月度の既存店売上高は前年比2.2%増」が買い材料。
 2月度の既存店売上高は前年比2.2%増。2ヵ月ぶりに前年実績を上回る。

■NVC <3394> 4,070円  +495 (+13.9%)   本日終値
 23日に発表した「NSFOCUSジャパンと販売店代理契約」が買い材料。
 セキュリティ専業ベンダのNSFOCUS Information Technologyの日本法人、NSFOCUSジャパンと国内販売店代理契約。製品群にanti-DDoS製品を加え、セキュリティ製品を強化。

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