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【市況】24日の株式相場見通し=テクニカル指標に過熱感も循環物色は継続

 24日の東京株式市場は、きょうまでの4日続伸によりテクニカル指標などで過熱感が高まっており、当然ながら利益確定の売りが予想されるものの、先高期待の買いエネルギーが持続する可能性が高く、売り買い交錯の展開となりそうだ。
 23日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前週末比23ドル安の1万8116ドルと反落した。NYダウ平均株価が前週末の20日に、過去最高値を更新したことへの警戒感から利益確定の売りがでた。さらに、NY原油価格先物市場でWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)が終値で1バレル=50ドルを割り込むなど、原油価格下落への警戒感から石油株を中心に安いものが目立った。ナスダック総合指数は、同5ポイント高の4960と9日続伸した。
 早朝の東京外国為替市場では、1ドル=118円90銭台の推移となっている。
 日程面では、1月の企業向け価格指数、斉藤日本取引所グループCEO会見に注目。海外では、イエレンFRB議長が米上院で金融政策について証言、米12月のS&Pケース・シラー指数、米2月の消費者信頼感指数が焦点となる。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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