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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):ユーグレナ、ミマキエンジ、ミスミG、ネプロJ

■ユーグレナ <2931> 2,016円  +224 (+12.5%)   本日終値  東証1部 上昇率2位
 ユーグレナ <2931> が続急騰。日経新聞が22日付で「バイオベンチャーのユーグレナは航空機向けバイオ燃料の精製プラントを国内に建設する」と報じたことが買い材料視された。報道によると「米石油大手シェブロンから技術供与を受け、2018年までの稼働を目指す」という。投資額は数10億円とみられ、植物由来のバイオ燃料を航空機向けに精製するプラントはアジア初となる見通しで、将来的な収益への寄与を期待した買いが向かった。

■ミマキエンジニアリング <6638> 2,315円  +214 (+10.2%)   本日終値
 20日、ミマキエンジ <6638> [JQ]が3月13日付で東証1部または2部への市場変更、3月末割当での1→2の株式分割、5円の記念配当の実施を発表したことが買い材料視された。東証1部への市場変更となることを想定し、TOPIX連動型ファンドの組み入れ需要を見越した先回り的な買いに加え、株式分割による株式流動性の向上と投資家層の拡大も期待された。同時に180万株の公募増資とオーバーアロットメントによる売り出しに伴う上限30万株の第三者割当増資を実施するほか、既存株主よる21万株の株式売り出しを発表し、株式価値の希薄化や株式の需給悪化が嫌気されたが悪材料視されなかった。

■ミスミグループ本社 <9962> 4,485円  +130 (+3.0%)   本日終値
 20日、ミスミG <9962> が月別売上高実績を発表。1月の連結売上高は前年同月比24.0%増と大幅に増加したことが買い材料視された。FA事業が同24.1%増、金型部品事業が15.7%増、VONA事業が同36.0%増とそれぞれ好調だった。

■ネプロジャパン <9421> 2,119円  +400 (+23.3%) ストップ高    本日終値
 20日に発表した「ゲーム開発のトライエースを子会社化」が買い材料。
 コンシューマー向けRPGゲームで「スターオーシャン」「ヴァルキリープロファイル」シリーズなど数多くのヒットタイトルを手掛けるトライエースを子会社化。

■アートSHD <3663> 1,288円  +207 (+19.2%)   本日終値
 20日に発表した「電子書籍ビューアがガラホに対応」が買い材料。
 傘下のセルシスが提供するWEBブラウザ上で動作する電子書籍ビューア「BS Reader for Browser」がガラホ(Android搭載の新しいタイプのフィーチャーフォン)に対応。

■フォーシーズ <3726> 361円  +41 (+12.8%) 一時ストップ高    本日終値
 20日に発表した「2部市場への変更記念株主優待を実施」が買い材料。
 東証2部への市場変更を記念して記念株主優待を実施。3月末現在で200株以上を保有する株主を対象に、10GFクリーム スキンリフォーム(通常価格2万1600円)、ナチュラルソープ セット(同8586円)のいずれかを希望に応じて贈呈。

■ACCESS <4813> 562円  +62 (+12.4%) 一時ストップ高    本日終値
 20日に発表した「『PePPer』に『リンクィット』が採用」が買い材料。
 世界初の感情認識パーソナルロボット「Pepper」に同社のクラウド型メッセージサービス「Linkit(リンクィット)」がメッセージサービス「ペパメ」機能のプラットフォームとして採用。

■学究社 <9769> 2,707円  +257 (+10.5%)   本日終値
 20日、学究社 <9769> [JQ]が15年3月期の期末一括配当を80円→100円(前期は80円)に増額修正したことが買い材料。3月13日付で東証2部に市場変更することになり、記念配当20円を実施する。前日終値ベースの配当利回りが4.1%に上昇、配当権利日が間近なだけに配当取りを狙った買いが向かった。同時に、3月末割当での1→2の株式分割も発表。最低投資金額が現在の2分の1に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いも殺到した。

■蔵王産業 <9986> 1,389円  +70 (+5.3%)   本日終値
 20日、蔵王産業 <9986> [東証2]が3月13日付で市場1部に指定替えすると発表したことが買い材料。TOPIXの算出対象銘柄になることから、同指数連動型ファンドの組み入れ需要を見越した先回り的な買いが先行した。同時に公募増資などで最大42万6000株の新株の発行を発表し、株式価値の希薄化や株式需給悪化が懸念されたが、市場1部指定替えによる知名度の高まりや流動性の向上を好感した買いが優勢となった。

■IMV <7760> 552円  +14 (+2.6%)   本日終値
 20日、IMV <7760> [JQ]が決算を発表。15年9月期第1四半期(10-12月)の連結経常利益は前年同期比26.8%増の4.7億円に伸びたことが買い材料視された。温湿度・振動複合環境シミュレーションシステムが自動車関連業界向けに好調。航空宇宙関連業界向けに大型案件の売上を計上したことも寄与した。メジャリングシステムも大幅増収となった。

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