市場ニュース

戻る
 

【通貨】あす(20日)の為替相場見通し=株式市場が相場左右も

 あすの東京外国為替市場のドル円相場は、118円台後半を中心とする一進一退の展開が予想される。予想レンジは1ドル=118円30~119円30銭、1ユーロ=135円30~136円50銭。この日は、前日発表の1月下旬開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録が利上げに慎重なハト派的内容だったことから、ドル買い・円売りの反対売買が活発化。一時、118円49銭まで水準を下げた。ただ、その後は118円台中盤での一進一退となった。米金融政策に不透明感が出たことから、来週24日から25日のイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言待ちの展開が予想される。ただ、史上最高値圏にあるNYダウに加え米ナスダックも上昇基調を強めている。日経平均株価も14年9カ月ぶりの水準に上昇している。日米株式市場の上昇がリスクオン姿勢を強めさせ、119円台を意識するドル高・円安の展開となる可能性もある。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

株探からのお知らせ

    日経平均