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【特集】明光ネット Research Memo(2):個別指導学習塾「明光義塾」を直営及びフランチャイズで展開


■事業概要

明光ネットワークジャパン<4668>は個別指導学習塾で業界トップとなる「明光義塾」の直営事業及びFC事業が収益の柱。また、子会社の(株)東京医進学院で展開する医系大学受験専門予備校事業や各種教育関連事業を手掛ける。

学習塾や予備校以外の事業としては、子どもを対象としたサッカースクール「明光サッカースクール」、難関校受験生を対象とした個別指導塾「早稲田アカデミー個別進学館」、学童保育の「明光キッズ」、幼児から小学生を対象としたアート教室「アブラカドゥードルアートスタジオ」など各種教育サービス事業を展開している。このほか、子会社の(株)ユーデックによる受験情報誌発行、模擬試験問題作成、教材販売及び学内予備校事業のほか、その子会社となる(株)晃洋書房による学術専門書出版事業を展開している。

なお、2014年9月に明光義塾最大のフランチャイジーであるMAXISエデュケーションを子会社化したほか、10月には外国人留学生向けの日本語学校を運営する(株)早稲田EDUを子会社化している。早稲田EDUの2014年4月期の売上高は171百万円と規模は小さく、業績に与える影響は軽微とみられる。

2014年8月期の事業別構成比はグラフのとおりで、明光義塾事業が売上高、利益ともに大半を占めている。中期戦略としては明光義塾事業の持続的成長に加えて、その他の教育サービス事業を拡大していくことでグループ全体の成長を図っていく方針となっている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《FA》

 提供:フィスコ

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