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【市況】19日の株式相場見通し=買いの勢い強く日経平均は続伸

 19日の東京株式は、前日の買いの勢いが継続し、日経平均株価は続伸となりそうだ。前日の200円を超える大幅上昇により、終値ベースでは、2007年7月17日以来の高値水準となった。また、サブプライムローン・ショック前の同年2月26日につけた取引時間中の高値1万8300円が完全に射程圏に入っており、この水準を突破すると、名実ともに新たな上昇ステージを迎えることになる。
 18日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比17ドル安の1万8029ドルと4日ぶりの反落となった。この日発表された1月の米鉱工業生産指数、米卸売物価指数などの経済指標がいずれも市場予想を下回ったことから、売りが先行した。また、NY原油先物価格が4日ぶりに下落に転じたこともマイナス要因となったようだ。ナスダック総合指数は、同7ポイント高の4906と6日続伸した。
 19日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=118円70銭台と前日午後5時時点と比較して、やや円高・ドル安が進行している。
 日程面では、ビッグデータの統合管理・分析コンサルティングなどに活用するためのシステムの提供を手掛けるALBERT<3906>が東証1部に新規上場する。このほか、2月の月例経済報告、1月の貿易統計、2月の金融経済月報、1月の全国百貨店売上高、14年の全国新築マンション発売戸数に注目。海外では、ECBによる1月の理事会義要旨の公開が焦点となる。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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