【通貨】あす(18日)の為替相場見通し=黒田総裁の会見など注視
あすの東京外国為替市場のドル円相場は、黒田日銀総裁の発言などを注視する展開となりそうだ。予想レンジは1ドル=118円20~119円30銭、1ユーロ=134円10~135円20銭。この日は国債の20年債入札が堅調な需要を集めたことから、118円60銭台へドル高・円安が進む場面があったが、全般的には方向感に欠け模様眺め気分が強い展開となった。あすは、日銀金融政策決定会合の結果発表がある。市場には金融政策は据え置きと予想する声が多い。注目されるのは、黒田日銀総裁の会見で、足もとの日本経済の現状認識などの発言が関心を集めそうだ。その内容次第では、今春の追加緩和観測が高まりドル高・円安が進むこともあり得る。また、あすは米国で1月27~28日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録が公表される。同議事録の内容が、米国の利上げ時期の予想を左右する可能性もあるだけに注目度は高い。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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