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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):コロプラ、パナソニック、リプロセル、オルアバウト

■コロプラ <3668> 2,633円  +74 (+2.9%)   本日終値
 16日、コロプラ <3668> が台湾、香港、マカオで、スマートフォン向けゲーム「白猫プロジェクト」繁体字版のiOS向け配信を開始したと発表したことが買い材料視された。白猫プロジェクトは、本格的な3Dアクションでバトルや街づくりを繰り広げていくスマートフォンのための王道RPGで、先行スタートしたAndroid版での評価も高く、iOS向け配信の開始による業績への寄与を期待した買いが向かった。

■パナソニック <6752> 1,404.5円  +24.5 (+1.8%)   本日終値
 パナソニック <6752> 反発。日経新聞が17日付で「パナソニックは4月に家電事業の国内組織を14年ぶりに再編する」と報じたことが買い材料視された。報道によると「白物家電など家電事業を担う社内カンパニー『アプライアンス社』に、2001年に分離した営業部門を取り込む」という。開発・生産から販売まで一体にすることで家電を安定して稼げる事業にするとしており、家電事業の再編報道を好感した買いが向かった。

■リプロセル <4978> 711円  +2 (+0.3%)   本日終値
 リプロセル <4978> [JQG]が16日、米国のグループ企業であるStemgentが米国の遺伝子工学サービス企業Transposagenと遺伝子を改変したカスタムメイドのiPS細胞の提供で業務提携したと発表したことが買い材料。本提携により、子会社が持つ最先端のiPS細胞作製技術とTransposagenの多様な遺伝子工学技術を組み合わすことで、企業や大学、政府機関の研究者が希望する疾患を有したiPS細胞由来の心筋細胞・神経細胞・肝臓細胞をカスタムメイドで提供することが可能になる。再生医療を含む最先端医療が最も盛んでかつ最大の米国市場で、Transposagenとの提携によりiPS細胞の提供を始めるとあって、事業の将来性に期待する買いが向かった。

■オールアバウト <2454> 620円  +100 (+19.2%) ストップ高    本日終値
 16日、オルアバウト <2454> [JQ]がオンラインゲーム事業などを手掛けるファイブスターズゲームを子会社化すると発表したことが買い材料。リアルな店舗への集客を促すO2O(オンラインtoオフライン)と親和性の高い位置情報ゲームの開発基盤を持つファイブスターズゲームを子会社化することで、そのノウハウを活用し、O2Oを新たなマーケティング支援領域として強化する。相乗効果による事業領域の拡大に期待する買いが向かった。

■バリューHR <6078> 1,345円  +206 (+18.1%)   本日終値
 16日、バリューHR <6078> [東証2] が決算を発表。14年12月期の連結経常利益は前の期比19.7%減の2億5200万円になったものの、続く15年12月期は前期比51.2%増の3億8100万円に拡大し、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。今期は健康保険組合の新設・運営支援や健康管理サービスなどが伸び、14.8%の増収を見込む。業務効率化が進むことも大幅増益に貢献する。

■アートSHD <3663> 1,300円  +180 (+16.1%)   本日終値
 16日に発表した「VAIOに漫画ソフトがプリインストール」が買い材料。
 「VAIO Z」にセルシスのイラスト・マンガ制作ソフト「CLIP STUDIO PAINT」がプリインストール。

■SOLHD <6636> 547円  +52 (+10.5%)   本日終値
 16日に発表した「インドネシア国営肥料と覚書を締結」が買い材料。
 インドネシア国営企業で東南ア最大の肥料製造会社ププクと、発電用燃料としてのスーパーソルガム採用に向けて覚書を締結。

■小僧寿し <9973> 110円  +8 (+7.8%)   本日終値
 16日、小僧寿し <9973> [JQ] が決算を発表。14年12月期の連結最終損益は15.2億円の赤字(前の期は16.8億円の赤字)に赤字幅が縮小して着地。続く15年12月期は1.9億円の黒字に6期ぶりに浮上する見通しとなったことが買い材料。今期は新収益源となる「麺や小僧」を軸としたラーメン事業への進出を進めるとともに、持ち帰り寿司の不採算店舗の閉鎖を3月メドに完了し、早期に黒字店舗のみの運営体制に刷新する。物流費の削減や商品の集中製造化などの合理化も寄与する。

■明星電気 <6709> 143円  +7 (+5.2%)   本日終値
 16日、明星電 <6709> [東証2]がトルコから天気予報などに利用する小型の気象計測機器を1万台受注したと発表したことが買い材料視された。トルコの森林・水資源省から受注したのは「ラジオゾンデ」と呼ばれる使い捨ての全地球測位システム(GPS)気象計測器。受注額は明らかにしていないが、約1年分の使用量に相当するという。トルコ10ヵ所に地上受信局を設置し、15年7月から出荷する予定で収益への寄与を期待した買いが向かった。

■サイバーコム <3852> 1,141円  +41 (+3.7%)   本日終値
 16日、東証がサイバーコム <3852> [JQ]を23日付で市場2部に指定替えすると発表したことが買い材料。知名度の高まりや株式流動性の向上を期待する買いが向かった。

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