【通貨】あす(17日)の為替相場見通し=欧州動向や国債入札に注目
あすの東京外国為替市場のドル円相場は、ギリシャ情勢を巡る欧州市場の動向や国債入札の結果などに左右されそうだ。予想レンジは1ドル=118円00~119円20銭、1ユーロ=134円80~136円00銭。全般は118円台を中心とする神経質な展開が続きそうだ。この日は、米国がプレジデントデーで休場となるなか、手控え気分が強く118円中盤での一進一退が続いた。10~12月期国内総生産(GDP)は予想を下回ったが、反応は限定的だった。あすは、この日のユーロ圏財務相会合でギリシャ情勢に前進がみられるかが、市場のセンチメントを左右しそうだ。金融支援に向けては2月末が期限とされ、何らかの落としどころが見えるかがポイントだ。また、あすは国内で国債の20年債入札が予定されている。13日の5年債入札が不調に終わり、20年債も波乱となればリスクオフ姿勢からドル売り・円買いが膨らむ可能性がある。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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