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【材料】都競馬は続伸、14年12月期の計画超着地を好感

 東京都競馬<9672>が続伸、一時前週末比17円高の315円まで買われている。同社は13日の取引終了後、前14年12月期連結決算を発表。売上高は従来予想の174億6500万円に対して178億400万円(前の期比9.9%増)、営業利益は33億2100万円に対して43億2900万円(同59.4%増)、純利益は16億4600万円に対して18億3100万円(同13.1%増)と計画超で着地、これを好感している。新たに構築した「新在宅投票システム(SPAT4)」により、地方競馬全レースの発売を可能としたことや、新たな賭け式の提供、ポイント制度の導入など新サービスが効果的だった。
 大井競馬場では今年11月に開催されるダート競馬の祭典「第15回JBC(ジャパンブリーディングファームズカップ)競走」に向けて、新スタンドの竣工を予定しており、リニューアル計画を推進。また、遊園地事業では、太陽光売電事業による年間を通じた安定的な収益を確保し、日本初登場の大型ウォーターアトラクション「DEKASLA」を中心とした顧客獲得を進めていく方針。今15年12月期は売上高182億8800万円(前期比2.7%増)、営業利益40億9500万円(同5.4%減)、純利益20億8000万円(同13.6%増)を見込んでいる。

都競馬の株価は11時11分現在314円(△16円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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