【市況】【今日の相場見通し】本日の予想レンジ　17,800円～18,000円。

　米ダウ平均は、ウクライナでの停戦合意や、欧州市場が堅調だったことを好感し大幅反発。その影響でシカゴの日経平均先物も、小幅高で取引を終えているものの、現物の日経平均に比べると54円安となることから、東京市場の朝方は売り買い拮抗から、前日の終値近辺での取引開始となりそうだ。

　一巡後は、米国金利の引き上げ時期が遅れるとの観測により、為替市場ではやや円高傾向を強めていることから、輸出関連株は利益確定が急がれる公算で、また、週末特有のポジション整理もあるだけに、日経平均の上値は重く値動きとなるだろう。

　ただ、昨日の取引では、東証１部の売買代金が３兆円台まで復活するなど、リスクマネーの動きが活発になるなか、好決算銘柄は本日も堅調な値動きを期待され、また、原油価格が反発していることも、マーケットの下支えとなりそうなことから、相場全体の下値は底堅く推移しそうで、テクニカル的には、ボリンジャーバンド+2σ（18,074円前後）～+1σ（17,759円前後）のレンジ内での取引が想定される。

　本日の予想レンジ　17,800円～18,000円。（ストック・データバンク　編集部）